2015年02月12日

眞鍋理一郎と松田九郎が亡くなった(追加のCLACLA)

 作曲家の眞鍋理一郎が亡くなった。90歳。
 東京の出身で、東京工業大学を卒業後、東京藝術大学で作曲を学ぶ(はじめ池内友次郎、のちに伊福部昭に師事)。
 管弦楽曲なども遺しているが、やはり眞鍋さんといえば映画音楽の作曲家ということになるだろう。
 『愛と希望の街』、『青春残酷物語』、『太陽の墓場』、『日本の夜と霧』、『飼育』、『天草四郎時貞』という大島渚監督の初期作品のほか、川島雄三監督の『洲崎パラダイス赤信号』、『暖簾』、『特急にっぽん』、山本迪夫監督の『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』、『呪いの館 血を吸う眼』、『血を吸う薔薇』、浦山桐郎監督の『青春の門』と『青春の門自立篇』などで知られる。
 また、毎日放送のテレビドラマ・横溝正史シリーズ(古谷一行が金田一耕助を演じる)の音楽も手掛けた。
 彼の映画音楽を集めたLP『眞鍋理一郎の世界』はのちにCD化されたが、できれば新たにデジタル・セッション録音を行ってもらいたい。
 NAXOSレーベルの日本作曲家選輯が盛んだったらなあ…。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 元衆議院議員の松田九郎も亡くなった。92歳。
 長崎県北松浦郡の出身で、長崎県議会議員(議長)を経て衆議院選に出馬し当選、自民党に所属して自治政務次官も務めた。
 その後落選を重ね、買収で逮捕され実刑が確定した。
 ミニ浜田幸一とでも呼ぶべきか、地元方言の蛮声を張り上げる野次で一躍有名となった。
(訃報等で「やじ将軍」と称されているようだが、高橋是清大蔵大臣に対して「達磨は九年」と機智に富んだ野次を飛ばしたり、東條英機に阿る議員に対して「茶坊主ども黙れ」と一喝したりした保守政治家の大先達三木武吉とは比ぶべくもない下品さで、同じ長崎県出身者として恥ずかしいかぎりだった)
 黙祷。
posted by figarok492na at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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