2014年11月09日

努力クラブ コント公演#3『おモチ味のうどん』

☆努力クラブ コント公演#3『おモチ味のうどん』

 作・演出・構成:合田団地
(2014年11月8日19時開演の回/人間座スタジオ)


 努力クラブにとって3回目のコント公演となる#3『おモチ味のうどん』は、さっぱりおだし風の結構でありながら、その実、タイトル通り口の中にもお腹の中にも、もちっとたまるようななかなかに重たい内容となっていた。
 明日まで公演があるということもあって詳細には触れないが、すかしにずらしのオフビートと、一筋縄ではいかない都合8篇のコント、並びにスケッチが続く。
 これってまんま漫才やんか、と思しき作品が「コント」の中に混ざり込んでいるあたりも合田団地らしい。
 合田君の推しメン、西マサト国王(B級演劇王国ボンク☆ランド)や、その出演自体がおっと驚きの本間広大(ドキドキぼーいず)をはじめ、九鬼そねみ、キタノ万里(dracom)、長坂ひかる、古藤望(マゴノテ)、土肥嬌也の演者陣も、デフォルメのきいたオーバーアクトも辞さない演技で合田君の意図に沿うべく努力を重ねていた。
 僕の観た回は入りもよく、客席から大きな笑い声が起きており、まずは何よりだった。
 で、僕自身はというと、合田君の笑いの狙いや仕掛けに演者陣の奮闘奮戦もよく承知できたので、一篇一篇にんまりにやにやとしてはいたのだけれど、コントという糖衣の間から、合田君の狂気きわきわの表現欲求、やむにやまれぬ感情が垣間見えたりもして、それがお腹にずんずんたまるというか、どうしても腹を抱えて笑うことができず、脱臼に脱臼を重ねて冒頭につながるラストのコントが終わり、舞台上に演技を終えた面々が揃ったところで、ようやく緊張から解放されて、こいつらこんなことようやりよったなあと一人機智害みたく笑い声を上げてしまった。
 いずれにしても、合田団地という劇の造り手、本の書き手が今後どのような作品世界を生み出していくのか、本公演コント公演ともにますます興味深く愉しみだ。

 明日は、13時と18時の二回の公演予定。
posted by figarok492na at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック