2014年10月31日

ハロウィンなれど全くもって関係なし 本島等さんが亡くなった(CLACLA日記)

 世はハロウィンなれど、全くもって関係なし。
 お菓子は欲しいけどね。


 今日で10月も終わり。
 今年も残すところ二ヶ月となる。
 一日一日を本当に大切にして、為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を忘れないこと。


 どんよりとしたお天気の一日。
 雨降り。

 じめじめじめじめとして快ならず。
 気圧と湿度のWパンチで、身体が重たい。


 国会で、安倍首相がまたぞろ朝日新聞を攻撃している。
 諸々手詰まり状態で感情的になっているのか、それとも意図的な政略か。
 いずれにしても、常軌を逸しているとしか思えず、気持ちが悪い。
 そのうち、体調の悪化を理由に辞めてしまうのではないか。
 前のときと同様に。


 元長崎市長の本島等さんが亡くなった。92歳。
 五島の出身でカトリック教徒、下士官として敗戦を迎え、京都大学工学部で学んだのち長崎県議会議員となる。
 その後、1979年から95年までの4期16年、長崎市長を務めた。
 もともと社会党だったものが自民党に移った経歴などもあって、僕が長崎にいた1988年頃までは保守派の穏当(というか凡庸)な市長というイメージが強く、あまり好感は抱いていなかった。
 そんな本島さんの姿勢が急激に変化したのは、昭和天皇に戦争責任があると発言し、右翼に狙撃されてからだった。
 彼の変化には政略を感じたりもしたが、戦争責任発言自体に関しては戦時下の自らの体験に基づく正直な言葉だったのだろうとも思う。
 なお、本島さんに関しては、横田信行の『赦し 長崎市長 本島等伝』<にんげん出版>という著書がある。
 深く、深く黙祷。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進めたり、『鳥の日記』を書き進めたりする。


 午前午後と、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのゴルトベルク変奏曲、リヒャルト・シュトラウスのピアノ作品集、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第10番<SONY/BMG>を聴く。


 『鳥の日記』を書き進め、第1稿を完成させる。
 原稿用紙に換算して234枚分になったが、まだまだこれからだ。
 きちんと筆入れを行っていかないと。


 ノーマン・レブレヒトの『クラシックレコードの百年史』<春秋社>を読み進める。
 面白し面白し。
 ただし、エルネスト・アンセルメがアーネスト・アンセルメ、ロスアンジェルス・フィルがロスアンジェルス響、クリーヴランド管弦楽団がクリーヴランド響と表記されるなど、翻訳には首を傾げる点も少なくない。
 翻訳者の猪上杉子は音楽関係の仕事に携わっていると経歴にあるので、どうにも不可解だ。
 もしかして、別の人間に下訳を頼んだりしているのか。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでNHK音楽祭2014におけるズビン・メータ指揮イスラエル・フィルの来日コンサートのライヴ録音(2014年10月29日、NHKホール)を聴く。
 シューベルトの交響曲第6番とマーラーの交響曲第5番が演奏されていた。
 まずもってシューベルトは第1楽章の重たいこと重たいこと、メータの体格そのものじゃんと思ってしまう。
 その分、第2楽章では作品の持つ歌唱性というか、旋律の美しさが表れていたけれど。
 で、マーラーのほうは、ううん、なあんか心にぐっとこない演奏だったなあ。
 メータとイスラエル・フィルということで、ある程度予想はしてたけど。

 続けて、ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<EMI>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『クラシックレコード百年史』を読み進めたりする。


 今日は、タカキベーカリーのマロンペストリーを食す。
 近くのグルメシティで、税込み80円に値下げされていたもの。
 栗の餡と甘露煮をのせて、チョコではじっこをコーティングしたデニッシュパンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 そして、来月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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