晴天。
日中は穏やかな感じが強い。
寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。
問題は山積している。
目くらましや茶番以下の猿芝居にはだまされたくないものだ。
自省あるのみ。
日本シリーズは、ダイエーが阪神を破り日本一となった。
なんとももやもやとする結末だったが。
昨夜、NHKのラジオ深夜便で古今亭菊之丞の『三味線栗毛』を聴いたりしながら、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、『鳥の日記』を書き進めたりする。
午前中、マンション内で不可解な行動をとる人物がいた。
奇態なり。
午前午後と、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、マッジーニ・カルテットが演奏したモーランの弦楽4重奏曲&弦楽3重奏曲集、ブリッジの弦楽4重奏のための作品集<NAXOS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『鳥の日記』を書き進めたり、鈴木淳史の『クラシック批評こてんぱん』<洋泉社y>の拾い読みをしたりする。
『桑原征平粋も甘いも木曜日』では、「私は忘れない」での征平さんの亡き父親、栄(?さかえ)さんの日中戦争時の陣中日記の朗読がどうしても印象に残る。
中国軍の兵隊たちに同じ部隊の親しくしている人を殺され、なおかつ自らも彼らを殺す記述は生々しく、栄さんが撃って殺した中国の下士官の懐中に「父親が病気ゆえ、一度郷里に帰って来て欲しい」という母親からの手紙があったことを知り悔いるという部分には、戦争というものの虚しさを強く感じた。
そして、英語塾のY先生(僕が通う中学校を定年退職され、塾を開かれた。高校受験では本当にお世話になった)が、下士官として出征した日中戦争で、銃撃命令を行った中国兵が死んでいく様を後悔の念とともに語っていたことも思い出した。
いずれにしても、これは聴き逃せない放送である。
16時台に外出して仕事関係の用件を片付けたのち、下京図書館へ。
八代目林家正蔵の『八代目正蔵戦中日記』<青蛙房>、矢野誠一の『昭和の演藝二〇講』<岩波書店>、由井鮎彦の『会いたかった人』<筑摩書房>、嶽本野ばらの『破産』<小学館>、楠章子の『電気ちゃん』<毎日新聞社>を返却し、予約しておいたノーマン・レブレヒトの『クラシックレコードの百年史』<春秋社>、中島京子の『かたづの!』<集英社>、纐纈厚の『日本降伏』<日本評論社>、石山俊彦の『歌舞伎座五代』<岩波書店>、大森兄弟の『まことの人』<河出書房新社>、東直子の『トマト・ケチャップ・ス』<講談社>を新たに借りる。
その後、夕飯用の買い物をすませ、18時少し前に帰宅した。
グルメシティで週刊文春の小林信彦の連載を立ち読みしたが、『特技監督 中野昭慶』<ワイズ出版映画文庫>を紹介する中で、『人間革命』での戸田城聖役にのめり込み過ぎた結果、丹波哲郎があの丹波調の抑揚の台詞遣いをするようになった(中野さんの言葉)と記されていたのが面白かった。
帰宅後、『クラシックレコードの百年史』を読み始める。
舌鋒鋭い音楽ジャーナリスト、ノーマン・レブレヒトがクラシック音楽のレコード業界について概括した一冊。
記念碑的名盤100+迷盤20のチョイスも非常に興味深いが、若干翻訳がまじめ過ぎるような気もしないではない。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ラモン・オルテガ・ケロの来日オーボエ・リサイタルのライヴ録音(2014年7月2日、浜離宮朝日ホール)を聴く。
サン・サーンスやプーランクのオーボエ・ソナタなどが演奏されていた。
ピアノ伴奏は、アニカ・トロイラー。
続けて、オーボエのアルブレヒト・マイヤーとクラウディオ・アバド指揮マーラー室内管弦楽団が演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲他<ドイツ・グラモフォン>、オーボエのポール・グッドウィンとトリオ・テルツェットが演奏した同じくモーツァルトのオーボエ4重奏曲他<ハルモニアムンディ・フランス>を聴く。
オーボエづくしだ。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『鳥の日記』を書き進めたり、『クラシックレコードの百年史』を読み進めたりする。
『鳥の日記』は、原稿用紙に換算して225枚分になる。
今日は、フルタのセコイヤチョコを食す。
近くのグルメシティで、税込み31円だったもの。
ウエハースをサンドしたチョコレートで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2014年10月30日
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