☆THE GO AND MO’S 第15回公演『山方の森』
脚本・演出・出演:黒川猛
構成:黒川猛、中川剛
音楽:Nov.16
(2014年10月12日18時開演の回/壱坪シアタースワン)
黒川猛のソロ・ライヴ、THE GO AND MO’Sも回を数えて第15回目を迎えたが、その『山方の門』も、いつもの如く盛り沢山の内容となっていた。
オープニングの「吹き出し 10」を皮切りに、コント「幽霊のおじさん」、コント「歌姫 2」、「英雄〜EpisodeV」、「体操のお兄さん〜ファイナル」、活動弁士「斎藤土曜美」、「KIGEKI〜喜劇王VS喜神」、コント「ロボットが人類を超えた日」、「続・続いたこ」、エンディング「ドレドレ詐欺」が、そのラインナップだけれど、いやあ笑った笑った、くすくす笑いに大笑い。
新作の「幽霊のおじさん」と「ロボットが人類を超えた日」では、黒川さんの笑いに対するあくなきチャレンジ精神が十二分に発揮されていたし(「ロボット…」は、ハイドンの交響曲第90番の終楽章にもつながる笑いの仕掛け。って、ネタを割りたくないので、あえてわけわからんちんな喩え方をしてみる)、「歌姫 2」と「斎藤土曜美」では、黒川さんのバーバル・センスの鋭さがこれまた十二分に発揮されていた(「斎藤土曜美」は、黒川さんのぬめっとした語り口も面白いけど)。
また、Nov.16の軽快な歌と音楽にあわせた「体操のお兄さん」のはじけっぷりも観逃せまい。
また、「英雄」ではおなじみチャンピオンが、「KIGEKI」ではおなじみ喜劇王とゲストの喜神がそれぞれ大活躍のほか、あの人この人の助勢も、ベトナムからの笑い声以来のファンには嬉しいかぎり。
で、結局90分があっと言う間に過ぎ去った。
笑いにこだわる人には必見。
ああ、面白かった!
2014年10月12日
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