2014年10月07日

ネオラクゴ・フロンティアsection1

☆ビバ・ラ・レボリューション「ネオラクゴ・フロンティアsection1」

 出演:月亭太遊、桂三河、無農薬亭農薬
(錦湯/20時開演)


 吉本興業が進める「あなたの街に住みますプロジェクト」の目玉といえば、全国各47都道府県に芸人さんたちが実際に移住して、積極的に地域活性化町興しに取り組む「住みます芸人」だが、我らが京都の住みます芸人で、京都小劇場の若手陣がとてもお世話になっている月亭太遊さんが、根城の錦湯(2階に居住中)を高座にして新たな落語会を立ち上げるというので迷わず足を運んだ。
 その名も、ネオラクゴ・フロンティア(言わずもがな、風呂とかかってます)。
 で、毎週、自作のネタ下ろしに挑むというのだから、その意気や凄しである。

 第1回目の今回は、落語界の先輩で太遊さんととても親しい桂三河さんの新作落語『悲しい誕生日』から。
 もともと大喜利の司会進行だけの予定が一席披露することになったということだけど、捻りはきちんとありつつも、悪意の少ない安心して笑える内容の噺で、三河さんの人柄によく合っているように感じられた。

 続いて、太遊さんの『放課後フナイトステイシー』。
 フナイトステイシー、てなんやねん!?
 それは聴いてのお愉しみ。
 細かいくすぐりに、太遊さんの芝居調子と笑いの仕掛けも豊富で、大いに笑った笑った。

 そして、最後に無農薬亭農薬君を迎えての大喜利で、太遊さんに伍して無農薬亭農薬君も健闘していたが、そうした答えを巧く受ける三河さんに、やっぱりプロだなあと感心したりもした。

 いずれにしても、立ち見のお客さんも出る盛況は何よりだった。

 毎週月曜日は定休日ということでお風呂のほうには入れないものの、投げ銭制で1時間半弱。
 気楽にのぞいてみてはいかがかと思う。

 ああ、面白かった!
posted by figarok492na at 03:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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