2014年08月22日

『薔薇とビスケット』が面白かった(CLACLA日記)

 どんよりとした感じがさらに増す。
 陽光は見えつつも。

 日中は気温が上昇し、まだまだ暑さが厳しい。
 夕方以降はだいぶん涼しくなってきているが。
 皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。


 広島市北部の土砂災害による被害が拡大している。
 行方不明の方々が、なんとか無事救出されることを心から祈る。
 また、全国各地で土砂災害が発生しているとも報じられており、これ以上被害が拡大しないことを切に願う。


 昨夜、桐衣朝子の『薔薇とビスケット』<小学館>を読了する。
 厳しい現実を踏まえた上で紡がれた、痛切なファンタジー。
 これは読んでおいてよかった。
 ああ、面白かった!


 その後、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンを、シカゴ交響楽団の音源でハリー・ビケット指揮シカゴ交響楽団が演奏したヨハン・セバスティアン・バッハのブランデンブルク協奏曲第6番とストラヴィンスキーの協奏曲「ダンバートン・オークス」(2012年12月、シカゴ・オーケストラ・ホール)、ラモーの『ボレアド』組曲(2008年5月、同)のライヴ録音を聴いたりしながら、4時半頃まで仕事関係の作業を進める。
 作業に集中していたため聴き逃してしまったが、番組終わりにナイナイのオールナイトニッポンが9月25日に終了することが発表されたという。
 ナイナイが一部に移ってからほぼずっと聴き続けてきただけに、いろいろと感じることがある。
(ヘビーリスナーのaikoも、twitterに番組終了のショックを呟いていた)

 あと、シカゴ交響楽団はいまひとつピリオド・スタイルになじめていないような気がする。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 思ったほどには乾きがよろしからず。
 うむむ。


 正午過ぎに外出して仕事関係の用件を片づけてから、下京図書館へ。
 『薔薇とビスケット』、中島岳志の『岩波茂雄』<岩波書店>、大久保房男の『戦前の文士と戦後の文士』<紅書房>、赤坂英一の『最後のクジラ』<講談社>、塩田武士の『盤上のアルファ』<同>を返却し、予約しておいた川上弘美の『晴れたり曇ったり』<同>、小和田哲男の『戦国史を歩んだ道』<ミネルヴァ書房>、荻原浩の『月の上の観覧車』<新潮社>、吉田修一の『愛に乱暴』<同>、東直子の『キオスクのキリオ』<筑摩書房>を新たに借りる。


 帰宅後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』、KDFC音源でアッシャー・フィッシュ指揮サンフランシスコ交響楽団が演奏したワーグナーの『ローエングリン』から第1幕への前奏曲、モーツァルトのピアノ協奏曲第22番(ダヴィッド・フライの独奏)、ブラームスの交響曲第4番のライヴ録音(2012年10月、サンフランシスコ・ディヴィーズ・シンフォニー・ホール)、ソプラノのナタリー・デセイがルイ・ラングレ指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集<Virgin>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『晴れたり曇ったり』を読み始めたりする。
 モーツァルトのピアノ協奏曲では、フライの清澄なピアノの音色が強く印象に残る。
 伴奏も達者だ。
 ブラームスの交響曲は、クラシック音楽を聴き始めた頃よく聴いたような、とてもオーソドックスな解釈の演奏。
 懐かしさを覚える。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、サイモン・ラトル指揮バーミンガム・シティ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番<EMI>、RTS音源でダニエル・ハーディング指揮マーラー・チェンバー・オーケストラが演奏したドヴォルザークの交響詩『野ばと』と交響曲第9番「新世界より」のライヴ録音(2014年8月19日、ルツェルン)を聴く。
 ハーディングとマーラー・チェンバー管のドヴォルザークは、クリアでシャープな演奏。
 「ボヘミアの郷愁」的な鄙びた感じとは対極的な音楽づくりで、爽快だ。


 夕飯後、『晴れたり曇ったり』を読み進めたり、『カルタ遊び その6』をアップしたり(前回の記事をご参照のほど)する。


 今日は、昭栄堂製菓株式会社の兵庫神戸パイを食す。
 卸売ひろばタカギで、税込み53円だったもの。
 メイプル風味のきいたスティックタイプのパイで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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