どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気の一日。
ただし、台風11号が接近中と。
気温は上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が亡くなった。52歳。
自殺と報じられている。
いろいろと想い、いろいろと考えることあり。
深く、深く黙祷。
昨夜、Radio4でデヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』のライヴ録音(2014年7月21日、ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール)を聴いたりしながら、3時40分頃まで仕事関係の作業を進める。
9時台に起きて、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』抜粋&序曲集<DECCA>、ピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
『村上春樹 雑文集』<新潮社>を読み進める。
イスラエル政府によるガザ地区の攻撃下、エルサレム賞受賞に際して語られたスピーチ、「壁と卵」を何度か読み返す。
>もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます<
>私が小説を書く理由は、煎じ詰めればただひとつです。
個人の魂の尊厳を浮かび上がらせ、そこに光を当てるためです。
我々の魂がシステムに絡め取られ、貶められることのないように、常にそこに光を当て、警鐘を鳴らす、それこそが物語の役目です。
私はそう信じています<
また、『ステレオサウンド』誌への聞き書き「余白のある音楽は聴き飽きない」での、
>たとえば、プーランクのピアノ曲が一枚のCDにぶっ続けに七十分入っているというのは、たしかに情報としては便利で都合がいいんだろうけど、普通に音楽を楽しむ人にとってはやっぱり乱暴ですよね。
プーランクは、そういう聴き方をする音楽ではないんじゃないか<
>CDというのはLPに比べれば便利で効率的な容れ物です。
でもだからといって、七十何分入るからとにかくぎゅうぎゅうに詰め込んじゃえ、というのではあまりにも発想が安易なんじゃないかな。
便利で効率的なCDがある一方で、不便で非効率的なCDがあったっていいと思うんです<
という言葉には、全くもって同感だ。
仕事関係の予定をすませる。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第6番<ドイツ・グラモフォン>、Radio4でジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第6番「田園」のライヴ録音(リヒャルト・シュトラウスと同)を聴いたりしながら、『深雪またなん』の筆入れを行ったり、『村上春樹 雑文集』を読み進めたりする。
昨日諸々に追われて大切なことを忘れてしまっていた。
反省しきり。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2014年08月05日
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