☆THE GO AND MO’S第14回公演『上野の門』
脚本・演出・出演:黒川猛
構成:黒川猛、中川剛
音楽:Nov.16
(2014年7月26日19時開演/元・立誠小学校音楽室)
黒川猛のワンマン・ライヴ、THE GO AND MO’Sの第14回公演『上野の門』は、オープニングの「吹き出し9」(上半期の人々!)から、Nov.16の音楽も光るブルース漫談「冠ジョニー」、もっちゃりもちゃっとした語り口でおかかなしい世界を弁じ立てる十八番の活動弁士「斎藤金曜美」、久方振りの創作落語「取り調べ」等々と、いつもの如く盛り沢山のラインナップだった。
玄妙さが過ぎて爆笑とはなりにくい出し物もありはしたが、それもまた黒川さんの笑いに対する冒険精神の結果であり、GOMO’Sを観る妙味の一つとも言えるだろう。
それより何より、「続・いたこ」での黒川さんの必死さ。
首が飛んでも笑わせてみせる、の意気込みがよく表われていた。
また、『英雄〜EpisodeU』ではおなじみチャンピオンが、『KIGEKI 〜喜劇王VS喜公子(喜公子って感じじゃちっともないけどね!)』ではおなじみ喜劇王が大活躍していたほか、短編映画『おもちゃ物語』でも、ベトナムからの笑い声ファンには嬉しい名前を見つけることができた。
いずれにしても、これで1200円は実に安い。
そして、次回の公演(『山方の森』もとても愉しみだ。
ああ、面白かった!
2014年07月26日
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