2014年07月14日

ロリン・マゼールの演奏を聴いた一日(CLACLA日記)

 どんよりとした感じの強いお天気。

 気温も上昇し、むしむしじめじめとして快ならず。


 政府与党が、またぞろ共謀罪をちらつかせてきた。
 なんでもかでも無理から押し通そうという魂胆である。
 諸々注視していかなければ。


 指揮者のロリン・マゼールが亡くなった。84歳。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 そういえば、マゼールは熱烈なイスラエル支持者ではなかったっけ。


 サッカーの第20回ワールドカップでドイツ・チームが優勝した。
 おめでとうございます!


 昨夜、Radio4のアーカイヴからピアノのユーリ・エゴロフとヴィレム・ファン・オッテルロー指揮オランダ放送フィルが演奏したラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲と、エゴロフが弾いたリストの「ラ・カンパネラ」(1977年1月15日、アムステルダム・コンセルトヘボウ)や、フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ他が演奏したメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』ハイライト(2009年8月24日、ワルシャワ国立歌劇場)のライヴ録音を聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進めたり、『深雪またなん』の筆入れを行ったりする。
 ラフマニノフとリストは、早世したエゴロフの特性魅力がよく表われていた。
 オッテルロー指揮のオーケストラも、過不足のない伴奏だった。
 一方、ブリュッヘンの『夏の夜の夢』は、老名優の懐深い演技を観ているかの如き演奏。
 テンポは遅めで、若干粗くもあるが、音楽をじっくり煮詰めたような愉しさがある。
 ただしいつものことながら、ブリュッヘンの選ぶソリストの声と歌い口の硬さは、全く好みに合わない。


 ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルが演奏したラヴェルの管弦楽曲集<RCA>を聴きながら(ラ・ヴァルスとボレロは2回ずつ)、マゼール追悼の文章を下書きし、ブログ等にアップする。

 その後、Radio4でマゼール指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したマーラーの交響曲第1番「巨人」(2011年1月15日、ボン・ベートーヴェンハレ)、youtubeにアップされたマゼール指揮ガリシア交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」の第1、第3、第4楽章とヴェルディの歌劇『運命の力』序曲(2012年5月17日)、Radio4でマゼール指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したアンローイのピート・ハイン狂詩曲、プロコフィエフのバレエ音楽『ロミオとジュリエット』組曲第1、チャイコフスキーの交響曲第4番(2012年11月7日、アムステルダム・コンセルトヘボウ)のライヴ録音を聴く。
 ピート・ハイン狂詩曲は、ネーデルランドの英雄を主題にした管弦楽曲で、オランダの後期ロマン派の作曲家ペーテル・ファン・アンローイの代表作である。
 聴き馴染みのよい音楽で、演奏も優れている。
 メインのチャイコフスキーは、遅めのテンポのよく歌う演奏。
 第1、第2楽章には、それこそ『運命の力』序曲との類似性を感じたほどだ。



 仕事関係の作業を進めたり、『深雪またなん』の筆入れを行ったりする。


 西加奈子の『ふくわらい』<朝日新聞出版>を読了する。
 ああ、面白かった!

 ほかに、小林信彦編の『横溝正史読本』<角川文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ヴァイオリンの諏訪内晶子とチェロのピーター・ウィスペルウェイ、ピアノの江口玲によるアンサンブル・コンサートのライヴ録音(2013年2月16日、横浜みなとみらいホール)を聴く。
 ブラームスのピアノ3重奏曲第1番、ラヴェルのヴァイオリンとチェロのためのソナタ、メンデルスゾーンのピアノ3重奏曲第1番が演奏されていたが、予想以上に聴き応えがあった。


 続けて、Radio4でマゼール指揮ウィーン・フィルが演奏したワーグナーの『ニーベルングの指環』ハイライトのライヴ録音(2012年3月3日、カーネギーホール、ニューヨーク)を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、村山由佳の『放蕩記』<集英社>を読み始めたりする。
 ほかに、『横溝正史読本』の拾い読みもした。


 今日は、山崎製パンのホワイトデニッシュショコラを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 板チョコを包んだ白地のデニッシュパンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 政治家であろうが、身近な人間であろうが、嘘つきペテン師の類いには気をつけたいものだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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