2014年06月11日

フリューベック・デ・ブルゴスが亡くなった(CLACLA日記)

 スペイン出身の指揮者、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスが亡くなった。80歳。
 ドイツ系スペイン人(父親がドイツ人)で、ビルバオ交響楽団を皮切りに、スペイン国立管弦楽団の音楽監督をはじめ、デュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラと交響楽団、モントリオール交響楽団やウィーン交響楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン放送交響楽団、イタリア国立放送交響楽団、ドレスデン・フィル、デンマーク国立交響楽団のシェフを務めるなど、コンサート・オペラ両面で活躍した。
 また、常任指揮者として読売日本交響楽団の指揮台に立ったほか、度々来日した。
 LP時代には、フィルハーモニア管弦楽団とともにEMIレーベルにスペイン作品等を、1980年代には、ロンドン交響楽団とともにCOLLINS、IMP、NIMBUS各レーベルにベートーヴェンの交響曲等を録音するなど、多数のレコード、CDを遺した。
 先頃、指揮活動を引退したばかりだった。
 深く、深く、深く、深く黙祷。
(youtubeに、デンマーク国立交響楽団と演奏したベートーヴェンの交響曲のライヴ映像がアップされている)

 もう25年近く前(1991年9月19日)になるか、フリューベック・デ・ブルゴスの指揮した大阪フィルの定期演奏会を聴いたことがある。
 シューマンの交響曲第3番に、小山実稚惠のソロによるファリャのスペインの庭の夜、ラヴェルのバレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲が演奏されていたが、大ぶりというか、柄の大きな音楽の造り手という記憶が残っている。


 モントリオール交響楽団の音楽監督つながりで思い出した。
 フリューベック・デ・ブルゴスの前任者にあたる、ドイツ出身の指揮者、フランツ=パウル・デッカーも亡くなっていたんだった。90歳。
 ロッテルダム・フィルやモントリオール交響楽団、バルセロナ交響楽団の音楽監督、ニュージーランド交響楽団の首席指揮者を務めるなど、ヨーロッパ北米を中心に活動した。
 ドイツ流の手堅い職人気質の指揮者というイメージが強く、EMIレーベルからブルーノ・レオナルド・ゲルバー、ミュンヘン・フィルとのブラームスのピアノ協奏曲第1番が、NAXOSレーベルからニュージーランド響とのヒンデミットとレーガーのアルバムがリリースされている。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 どんよりとしたお天気が続く。
 夕方には雨もぱらつく。

 気温はいくぶん下がったか。
 じめじめとはしていたものの。


 原子力規制委員会の委員に原発推進派の田中知東大教授らをあてる人事案が、与党の賛成で成立した。
 喉元過ぎれば、の一語だ。

 夜、京都で地震。
 けっこうな揺れだった。


 超党派の人格教養教育推進議員連盟が設立された。
 道徳の教科化を推進するための組織だそうだが、下村文部科学大臣が会長のほか、安倍首相と野田前首相が最高顧問という顔触れに、まずもって自らの人格をなんとかするのが先だろうと思ってしまう。
 それにしても、きな臭く胡散臭い世の中である。


 昨夜、ソプラノのドロテー・ミールズがレザミ・ド・フィリップの伴奏で歌ったハイドンのスコットランド民謡集&英語によるカンツォネッタ集<CPO>を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、真向かいのマンションがかまびすしい。
 常識知らずの住人や銭ゲバオーナー、無能管理人に天罰神罰よ下れ!


 午前午後と、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』、ゲオルゲ・ペトルー指揮アルモニア・アテネアが演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲<DECCA>、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』&『ドン・ファン』&『英雄の生涯』<WARNER>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』の筆入れを行ったり、『深雪またなん』を書き進めたりする。


 石田千の『みなも』<角川書店>を読了する。
 美しい文章の流れの中から、著者の心根というか、心の動きが透けて見えてくるようだった。

 続けて、村田沙耶香の『しろいろの街の、その骨の体温の』<朝日新聞出版>を読み始める。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ジャン・ギアン・ケラスのチェロ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
 全曲演奏されたヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲のうち、第1番、第3番、第5番、第6番が放送されていた。
 聴き応えある演奏だった。


 続けて、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』&クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲、『ばらの騎士』組曲他<WARNER>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は』や『千春日和』の筆入れを行ったり、『しろいろの街の、その骨の体温の』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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