晴天。
いいお天気、いい青空となる。
気温も上昇し、穏やかな一日。
日中は暑さを感じたほど。
夕方以降は、気温が下がって肌寒くなるが。
花粉禍は未だ続き、目の周りの痒みや首筋のがさがさ、くしゃみに悩まされる。
やれやれ。
昨夜、グレン・グールドが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番〜第7番とモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番<ともにSONY/BMG>を聴いたりしながら、3時半過ぎまで西加奈子の『ふる』<河出書房新社>を読み進めたり、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
今日も、朝早くから近所の建築作業がかまびすしい。
どーんどーんと地鳴りがして、全くもって厄介である。
近所迷惑の極みだ。
仕事関係の作業を進めたのち外出し、龍谷大学の深草学舎へ。
大切な予定をすませる。
その後、京阪で河原町に戻って別の予定をすませ、タワーレコードでCDを購入し、京都芸術センターに寄り、夕飯用の買い物をして帰宅した。
移動中、『ふる』を読了する。
『千春日和』に類似のエピソードを書いていたのだけれど、西さんの自己(女性性の)肯定には圧倒される。
だからこそ、今この作品を読んでおいてよかったとも思った。
帰宅後、早速購入したばかりのCD、ギターのミロシュ・カラグダリッチとヤニク・ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルが演奏したロドリーゴのアランフェスの協奏曲&ある貴紳のための幻想曲他<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
『ミロシュ』というアーティストの売り方や、分離のはっきりした録音の加減もあって、ポピュラー音楽寄りというか、「スタジオで録音された音楽」という感じがとても強い。
ソロ、オーケストラとも、その意味で非常によく出来た達者な演奏だと思う。
(ドイツ・グラモフォンの隣に、マーキュリー・クラシックというレーベル名があってそこらあたりも関係しているのかなと思ったり。って、マーキュリーってあのマーキュリー?)
続けて、グールドのモーツァルトを聴く。
同じく「スタジオ」で録音された(継ぎ接ぎのある)ものでありながら、グールドのほうにより「ライヴ」を感じることの不思議。
仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、小島信夫の『ラヴ・レター』<夏葉社>を読み始めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでネーメ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団の定期公演の実況中継を聴く。
生誕150年を記念して、祝典前奏曲、紀元2600年祝典曲(「紀元は2600年!」の、皇紀2600年を記念して委嘱された作品のうちの一つ。『ティル』のような音型が何度も出て来ていたなあ)、バレエ音楽『ヨゼフの伝説』と、オール・リヒャルト・シュトラウス・プログラムが組まれていた。
ネーメ・ヤルヴィはイギリスのCHANDOSレーベルにロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団とともにまとまった録音を行うなど(『ヨーゼフの伝説』もリリースされている)、リヒャルト・シュトラウスを得意のレパートリーとしていて、祝典前奏曲は、ちょうど20年前のケルン滞在中、ケルンWDR交響楽団の定期(1994年2月25日)で実演に接したことがある。
今夜も、オーケストラのコントロールに秀でた、エネルギッシュでシンフォニックな演奏になっていた。
続けて、グールドのベートーヴェンとアランフェスの協奏曲他を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ラヴ・レター』を読み進めたりする。
『ラヴ・レター』は、小島信夫最晩年の短篇小説を集めた一冊。
まさしく一筋縄ではいかない筆運びだ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2014年04月23日
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