改めて記すが、このブログはまずもって自分自身のためのクロニクルだ。
それが、3年先5年先10年先20年先の誰かのためになれば幸いだが。
そして、このブログは、様々な人々や様々なもの、様々なことの墓碑でもある。
>私は諸君にお知らせするが、日刊新聞や何何情報や何々公論などという気の抜けた印刷物に目を通すひまがあるなら、名もない産業団体の機関誌でも読む方が、日本の現実についてよほど深い認識が得られる<
中略
>さて突拍子もないようだが、この文章を書いているうちにいわば途中で出てきたライト・モティーフのように、心の底で徐々につぶやき出して段々大きくなってきた言葉をここに明るみへ出すことを許していただきたいと思う。
それは、馬鹿につける薬はない、という陳腐な言葉である。
馬鹿は結局馬鹿なことしかしでかさない。
迷惑するのは良識ある人々である。
ここに言う馬鹿が誰のことを指しているかは、諸君の判断にお任せして、私からは言わないことにしておく<
(『林達夫評論集』<岩波文庫>所収「鶏を飼う」より 『思想』1940年3月号初出)
青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。
気温、再び下がる。
朝夕の冷え込みも厳しい。
皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。
明け方5時半頃まで、仕事関係の作業を進める。
10時台に起きて、KBS京都の『桂塩鯛のサークルタウン』、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<ドイツ・ハルモニアムンディ>、クリスティアン・フレーリヒ指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したシュポアの序曲集<CPO>、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第1番&シューマンの交響曲第4番(初版)他<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、輪波颯介の『古道具屋皆塵堂』<講談社>を読み始めたり、猫オペラのイラストを描いたりする。
猫オペラのイラストは訓練用で、今日はプッチーニの『ラ・ボエーム』を選んだ。
訓練としてこれまでに、ロッシーニの『ラ・チェネレントラ』、レオンカヴァルロの『道化師』、リヒャルト・シュトラウスの『ナクソス島のアリアドネ』、オッフェンバックの『ホフマン物語』を描いているが、いずれもひどい出来…。
夕方になって外出し、仕事関係の用件を片づけ、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、だいぶん経ってNHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
旧ソ連の作曲家、フレンニコフの生誕100年の特集で、交響曲第2番の第4楽章、ヴァイオリン協奏曲第1番の第3楽章、チェロ協奏曲第1番の第3楽章、ピアノ協奏曲第2番の第3楽章、交響曲第3番の第1番の第1楽章など、様々な作品が放送されていた。
ああ、面白かった!
続けて、ウラディーミル・アシュケナージさん指揮ロイヤル・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第9番&第15番<DECCA>を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『古道具屋皆塵堂』を読み進めたりする。
今日は、昨日友人にもらった和菓子の残りを食す。
実に美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2013年12月07日
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