2013年10月07日

奈良岡朋子が演じた『黒い雨』を聴いたことなど(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。
 ただし、台風24号が接近中で明日以降お天気が崩れるようだ。
 今日、洗濯をすませておくべきだった。
 ああ。

 日中は気温が上昇し、暑さを感じる。
 もう10月だというのに。


 いわゆるヘイトスピーチの問題で、京都地裁が在特会に対し損害賠償を命じる判決を下したという。


 昨夜、ラジオ深夜便で奈良岡朋子さんが演じる『黒い雨』(井伏鱒二原作)の第一回目を聴く。
 かつて完璧と呼びたいほどの磨きに磨き上げられた朗読を聴かせてきた奈良岡さんだから、細かいひっかかりにどうしても老いを感じてしまうのだが、それでもやはり素晴らしい読みであり、演技だと感嘆する。
(例えば、桂米朝師匠の落語にも通じることだろうが。たぶん、若い頃から「雑さも味」で勝負してきた人ならこれほど細かいところまで気にならないんだろうけど)
 そして、小劇場であっても、奈良岡さんの影のようなものを感じることのできる演者さんが僕は好きなんだと改めて思ったりもした。


 その後、youtubeに投稿された、エドワード・ガードナー指揮オランダ放送フィルが演奏したディーペンブロックの『鳥』序曲、ヴァイオリンのステファン・ジャッキーヴとカルロス・カルマー指揮RTVE(スペイン放送)交響楽団が演奏したコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲、ジョセフ・ポンス指揮スペイン国立管弦楽団が演奏したドビュッシーの牧神の午後への前奏曲、ジャン・クリストフ・スピノジ指揮hr(旧フランクフルト放送)交響楽団が演奏したドビュッシーの月の光とラヴェルのラ・ヴァルス、ボレロを聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。
 ジャッキーヴのヴァイオリンの美音が強く印象に残った。

 ところで、来年のコンサートの情報をネットで調べていて、フライブルク・バロック・オーケストラとロビン・ティチアーティ指揮のスコットランド室内管弦楽団が、来年2月に西宮の兵庫県立芸術文化センター大ホールでコンサートを開催する予定であることを知った。
 フライブルクのほうは、ヨハン・セバスティアン・バッハのブランデンブルク協奏曲全曲、スコットランドのほうはマリア・ジョアン・ピリス独奏のショパンのピアノ協奏曲第2番とベートーヴェンの交響曲第5番という、いずれも意欲的なプログラムなんだけど、いかんせん芸文の大ホールが会場というのにひっかかってしまう。
 フライブルクはすでに芸文の大ホールでコンサートをやっている関係だろうし、スコットランドは廉価が勝負の東芝グランドコンサートというくくりが大きいのだろうが、できればいずみホールあたりで聴いてみたかったなあ。


 デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<SONY/BMG[RCA]>、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー(キーロフ)劇場管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」&幻想序曲『ロメオとジュリエット』<PHILIPS>、バリトンのクリスティアン・ゲルハーエルがケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団の伴奏で歌ったマーラーの声楽曲集<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい短篇小説『こんな相手には勝てないよ』の下書きとPCへの打ち込みを行ったり、岩橋邦枝の『評伝野上彌生子』<新潮社>を読み進めたりする。
 『評伝野上彌生子』は、著者の野上彌生子に対する厳格で中立的な視点がとてもしっくりくる。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、王子ホールにおける東京クヮルテットのラスト・コンサートのライヴ録音を聴く。
 ハイドンの弦楽4重奏曲第83番、バルトークの弦楽4重奏曲第6番、シューベルトの弦楽4重奏曲第15番という、ラスト・コンサートに相応しいプログラムと演奏だった。
 彼らのラスト・ツアーを聴き逃したことが、本当に残念でならない。


 続けて、ゲルギエフのチャイコフスキーを再び聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『評伝野上彌生子』を読み進めたりする。
 野上彌生子の創作姿勢には、やはり敬意の念を抱く。
 やるべきことをしっかりやっていかなければ。


 今日は、JCCのバウムクーヘンを食す。
 卸売ひろばタカギで、税込み62円だったもの。
 オーソドックスなバウムクーヘンで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 愚か者を支える者こそ、一番の愚か者である。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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