2013年09月03日

堤俊作と諸井誠が亡くなった(CLACLA日記)

 指揮者の堤俊作が亡くなった。66歳。
 桐朋学園で齋藤秀雄に指揮を学び、東京交響楽団の正指揮者ののち、東京シティフィルを設立し、同オーケストラの発展に寄与した。
 その後も東京ニューフィルやロイヤルチェンバーオーケストラ(ロイヤルメトロポリタン管弦楽団)、静岡交響楽団の設立に深く関わったほか、札幌交響楽団の専属指揮者、大阪市音楽団の芸術顧問・主席指揮者でもあった。
 また、海外のオーケストラに度々客演したり、オペラやバレエの指揮にも積極的に取り組んだりした。
 学習院大学輔仁会音楽部管弦楽団を指揮した関係から、皇太子も所属する梓室内管弦楽団(宮内庁の横やりでCDの一般発売が中止された)の指揮者を務め、全国各地で指導した学生・アマチュアオーケストラの団員を母体とする俊友会管弦楽団の音楽監督も務めた。
 ところで、1985年1月12日に長崎市公会堂で開催された、堤さん指揮長崎大学管弦楽団の第35回定期演奏会こそ、僕が初めて聴いた生のオーケストラのコンサートである。
 シューベルトの交響曲第7(8)番「未完成」とマーラーの交響曲第1番「巨人」というなかなかヘヴィなプログラムで、正直巧いとはちっとも思えなかったのだけれど、それでも生のオーケストラの音には、やはり圧倒されたものだ。
 そして、それからだいぶん経って聴いた堤さんとロイヤルチェンバーオーケストラのコンサートには、残念ながらあのときのような感動を味わうことはできなかった。
(ちなみに、堤さんは長崎交響楽団の定期演奏会も何度か指揮している)
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 作曲家で音楽評論家の諸井誠も亡くなった。82歳。
 戦後日本を代表する作曲家の一人で、洋楽と邦楽を結び合わせるなど、実験的で先鋭的な作品の造り手として知られた。
 また、彩の国さいたま芸術劇場の初代館長を務めるなど、文化芸術行政にも密接に関わったほか、音楽評論家としても活躍した。
 なお、父は作曲家教育者の諸井三郎で、兄は秩父セメント(三郎の父恒平が創業者)、太平洋セメントの取締役や経団連の副会長を務めた諸井虔である。
 『レコード芸術』の月評や、NHKのFM番組での「こんばんは、諸井誠です」という独特なエロキューションが懐かしい。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 それにしても、クラシック音楽に親しみ始めた頃に「お世話になった」堤さんや諸井さんの死は、どうにも感慨深い。


 今日も雨。
 どんよりとしたお天気の一日。
 そろそろ晴れてはくれないものか。

 気温はだいぶん下がるも、湿度が高い分、じめっとしてあまり快ならず。


 昨夜、犬塚弘+佐藤利明の『最後のクレイジー犬塚弘』<講談社>を読了する。
 ああ、面白かった。

 その後、ABCラジオで『伊集院光の深夜の馬鹿力』を聴いたり、youtubeにアップされたセルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したラヴェルのボレロを聴いたりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早めに起きて、洗濯を決行する。
 雨がやみ、若干青空も見えていたため。
 が、それからすぐに激しく雨が降り出す。
 当然のごとく、乾きよろしからず。
 まあ、仕方ない。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<ドイツ・ハルモニアムンディ>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、木皿泉の『昨夜のカレー、明日のパン』<河出書房新社>を読み始めたりする。
 『昨夜のカレー、明日のパン』は、夫婦の脚本化として最近評判の木皿泉(たまたま、今朝の朝日新聞にインタビュー記事が掲載されていた)による連作小説集だが、今のところちょっとだけのれないでいる。
 作品の内容そのものというより、文章に対するしっくりこない感によるものか。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、ソプラノのドロテー・ミールズがガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラの伴奏で歌ったテレマンのアリア集<ドイツ・ハルモニアムンディ>を聴いたり、youtubeにアップされたアリ・ラシライネン指揮ラハティ交響楽団が演奏したシベリウスの交響詩『フィンランディア』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『昨夜のカレー、明日のパン』を読み進めたりする。
 『昨夜のカレー、明日のパン』は、二篇目の『パワースポット』からのれてきた。
 登場人物の心の動きとキャラクターの設定が面白い。


 今日は、ロピアのプチティラミスを食す。
 近くのドラッグストアひかりで、半額引き、税込み64円だったもの。
 以前も食べたことのあるティラミス風のカップケーキで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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