2013年07月26日

ドキドキぼーいずの再旗揚げ#1『夢の愛』

☆ドキドキぼーいずの再旗揚げ#1『夢の愛』

 作・演出:本間広大
(2013年7月26日14時開演の回/KAIKA)


 作品に沿うならば、「本間広大の自画像」という一語にまとめられるだろうか。

 ドキドキぼーいずにとって再旗揚げ公演となる『夢の愛』は、画家・芸術家を夢見るある登場人物たちの姿を通して、本間広大のこれまでと今(そこには、単に彼の表現活動ばかりか、交友関係交流関係といった私生活も含まれる)が如実に示された作品となっていた。

 もちろん、福田きみどり(本当に表情がいい)と福田沙季(よく入り込んでいる)の二人の福田のツートップをはじめ、演者陣の特性魅力を活かした作劇となっていたし、観る側の感興を心得た結構ともなっていたが、やはり根底にあるのは演劇活動・表現活動に対する本間君の「自問」であり、「自答」であったのではないだろうか。
(その「自答」の中身についてはあえて云々しない。その「自答」の上で、ドキドキぼーいずが今後どのような作品を生み出していくかということに、僕は非常に興味がある)

 上述したツートップのほか、佐藤和駿、上蔀優樹(気になる演者の一人)、千代花奈(役柄と自分自身との間に齟齬があるか、もしくはそうでないのであれば、日頃の自分自身の出し方にちょっと無理があるのでは)、坂根隆介(雰囲気がいい)、森孝之、大休寺一磨、細見祥子という演者陣は、本間君(彼も出演)の意図を汲み取る努力を重ねていた。
(あと少し台詞の強弱がコントロールされればなあと思ったりしつつも)
 そして、松岡咲子。
 彼女がスーパーサブになりきれるか、言葉を換えれば「第三者の目」を持てるか否かが、これからのドキドキぼーいずの大きな鍵の一つになるような気がする。

 いずれにしても、次回の公演を愉しみに待ちたい。
posted by figarok492na at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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