2013年01月04日

寒さがとても厳しく激しい一日 『黄金の騎士団』を読了した(CLACLA日記)

 寒い寒い寒い寒い!!!!
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、井上ひさしの『黄金の騎士団』<講談社>を読み進めたり、音楽関係の調べものをしたりして、3時半過ぎまで起きる。


 世は正月休み明け。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 お昼過ぎ、仕事関係の予定をすませる。


 リカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団他が演奏したツェムリンスキーの交響曲第2番他<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、今年の創作活動について考えたりする。
 いろいろばたばたとはしているが、少しでも作品を書き上げていきたいと強く思う。
 まずは、『高森みずきの穏やかな一日』の再改訂作業を行わないと。


 『黄金の騎士団』を読了する。
 まさにさあこれから、というところで作品が中断、結局未完となってしまった。
 悔しいかぎり。
 それにしても、この『黄金の騎士団』で鋭く問われている事どもは全て現在の諸々とつながっている。
 井上ひさしの先見の明には、驚き感嘆するばかりだ。
(いや、驚いてばかりもいられないのだけれど)


 続けて、中島京子の『眺望絶佳』<角川書店>を読み始める。


 夕方になって外出、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、湯浅卓雄指揮ニュージーランド交響楽団、アイルランド国立交響楽団が演奏した山田耕筰の序曲、交響曲『かちどきと平和』、交響詩『暗い扉』、同『曼陀羅の華』<NAXOS>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、雑件を片づけたりする。
 序曲と交響曲の瑞々しい響きに、交響詩での後期ロマン派への接近と、山田耕筰の研鑚の様がよく表われているように思う。
 湯浅卓雄の指揮も、曲の構成性格をよくとらまえていて、見事な出来だ。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのSPレコードに関する特集を聴く。
 中で、正体不明のハリキリ・ボーイズによる『漫謡 ハリキリ放送局』が放送されていて、ボーイズつながりもあってか、メインの声が山茶花究(第二次あきれたぼういずのメンバー)っぽいなと思って調べてみたら、どうやらこのハリキリ・ボーイズは、山茶花究(当時加川久)をはじめ古川ロッパの劇団メンバーによるものらしいことだけはわかった。
(そういえば、古川ロッパには、当たり狂言の一つで映画化もされた『ハリキリ・ボーイ』があるから、それと関係しているのではないか)


 SPレコードの番組を途中下車し(面白くなかったわけではない)、フランツ・バウアー=トイセル指揮ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団が演奏したヨハン・シュトラウスのワルツ集<PHILIPS>、ツェムリンスキーのCDを続けて聴く。
 『ウィーンの森の物語』、『ウィーン気質』、『南国のばら』、『美しく青きドナウ』、『皇帝円舞曲』、『酒、女、歌』と、ヨハン・シュトラウス2世の有名なワルツを集めたバウアー=トイセルのCDは、今から30年以上も前に録音されたもの。
 ニューイヤーコンサートのフランツ・ヴェルザー=メストや、ニコラウス・アーノンクールに比べると、とてものんびりしたゆったりとしたテンポの演奏だ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったり、『眺望絶佳』を読み進めたりする。
 デジタル野生時代に連載された作品(2011年1月号〜8月号)を中心にまとめたものだが、連載途中に発生した東日本大震災が作品に大きな影響を与えている。


 今日は、ヤマザキの吹雪まん(つぶあん)を食す。
 グルメシティで、税込み64円に値引きされていたもの。
 おなじみ粒あんたっぷりの吹雪まんで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 アメリカのパティ・ペイジが亡くなった。85歳。
 『テネシー・ワルツ』で有名だが、どうしても江利チエミの歌声(カバー)が頭にこびりついているんだよね。
 彼女では、映画『ふるえて眠れ』の主題歌『Hush, Hush, Sweet Charlotte』が好きだな。
 そういえば、この曲はMBSの深夜番組『あどりぶランド』のエンディングテーマだったはずだ。
 MBSといえば、去年小池清が亡くなったんだった…。
 と、いろんなことを連鎖的に思い出してしまう。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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