俳優の小沢昭一が亡くなった。83歳。
旧制麻布中学在学中から、同級生のフランキー堺や加藤武、大西信行、仲谷昇らと芸能(落語や歌舞伎)にはまり、正岡容の門下に加わる。
早稲田大学仏文科進学後、演劇活動を活発化させ俳優座養成所を卒業、劇団新人会や劇団俳優小劇場で活躍する傍ら、映画にも出演する。
中でも川島雄三監督との相性がよく、さらに川島監督の弟子である今村昌平監督の作品にも数多く出演し、「やってる」感満載の演技を披歴した。
また、芸能座や一人芝居のためのしゃぼん玉座を主宰するとともに、民衆芸能民俗芸能伝統芸能の収集記録研究に努め、関連のレコードを録音したり、著書を刊行したりした。
一方、TBSラジオの『小沢昭一の小沢昭一的こころ』での名パーソナリティーぶりや、滋味あふれるエッセイにペーソスあふれるハーモニカと歌唱等、幅広い活躍を続けた。
舞台では、井上ひさしの『しみじみ日本・乃木大将』や同じく井上ひさし原作による一人芝居『唐来参和』、映画では、上述した川島雄三監督や今村昌平監督の一連の作品に、今井正監督の『越後つついし親不知』、野村芳太郎監督の『続・拝啓天皇陛下様』が代表作となるのではないか。
体調を崩されたことは知っていたが、まさかこうも早くお亡くなりになるとは。
深く、深く、深く、深く黙祷。
(林光さんにはじまって、今年は本当に辛い一年だ…)
雪にみぞれと、どんよりとしたお天気の一日。
途中、青空は見えたものの。
気温低し。
厳寒。
寒さがとても厳しく激しい。
寒い寒い寒い寒い寒い!
皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。
昨夜、4時半頃まで『ゆかいなどろぼうたち』をさらったり、仕事関係の作業を進めたりする。
午前中、仕事関係の作業を進める。
13時台に外出し、仕事関係の打ち合わせを行う。
帰りがけ、京都芸術センターに寄り、ついでに夕飯用の買い物をすませて、18時少し前に帰宅した。
帰宅後、ヴァーノン・ハンドリー指揮ロイヤル・フィルが演奏したワーグナーの管弦楽曲集<TRING>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ハリー・クリストファーズ指揮ザ・シックスティーンが演奏したヘンデルのオラトリオ『メサイア』(一部抜粋)のライヴ録音を聴く。
続けて、再びワーグナーのCDを聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、津村記久子の『とにかくうちに帰りたい』<新潮社>を読み進めたりする。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2012年12月10日
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