2012年12月02日

THE GO AND MO'S 第6回公演『松尾の凛』

☆THE GO AND MO’S 第6回公演『松尾の凛』

 脚本・演出・出演:黒川猛
 構成:黒川猛、中川剛
 音楽:Nov.16
 映像協力:竹崎博人
 制作:丸井重樹
(2012年12月2日17時開演の回/壱坪シアタースワン)


 ベトナムからの笑い声でならした黒川猛によるワンマンライヴ企画、THE GO AND MO’Sの第6回公演『松尾の凛』を観た。

 で、映像ネタのオープニング「吹き出し2」で始めて、新作コントの『ブレーンバスター』におなじみ「電話」、ドキュメンタリーの『北銀馬早苗』、休憩を挟んでの創作落語『夢眼鏡』、コント『身体〜元世界王者〜』、「しりとり」、そしてアンケート『もしもシリーズ』(お客さんのお題を使って黒川さんが苦しむ…)で〆るという、黒川猛の攻めと守りの姿勢がバランスよく表わされたTHE GO AND MO’Sらしいラインナップだったが、中でも強く印象に残ったのは、ドキュメンタリー(映像)の『北銀馬早苗』。
 と、言うのも、最近ではすっかりご無沙汰してしまっているが、かつてその公演に親しく接していた関西小劇場を代表する女性が、北銀馬早苗なる人物として登場したからだ。
 しかも、正直当たり外れが激しい、演者の底力が試されるこのフェイクドキュに、彼女が本息も本息、直球勝負で挑んでいたことにも驚いた。
 いや、彼女の作風人柄を考えれば、これも当然のことかもしれないんだけど。
 社会的な視点をきちんと織り込みつつ、結果結局なんじゃいなこれは、と思わせてしまうあたり、脱帽するほかなかった。
 また、東山青少年活動センターで行われた幻のプレ公演でもかけられた創作落語の『夢眼鏡』は、黒川さんの真っ当さがよく表われていて嬉しかったし、宮崎宏康と「謎」の元世界王者が身体性を競い合うコント『身体』には大いに笑わされた。

 それにしても、周囲の人たちの協力があったとはいえ、こうやって隔月コンスタントに公演を開催してきた黒川さんには、心から大きな拍手を贈りたい。
 本当にお疲れ様でした。
 そして、ああ、面白かった!

 なお、THE GO AND MO’Sは、来年3月末に大阪心斎橋のウイングフィールドで、第7回公演『春子の夢』の開催を予定しているとのこと。
 マスト!
posted by figarok492na at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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