2012年06月21日

雨の一日(CLACLA日記)

 雨降り。
 本降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温は上昇せず。
 が、湿度が高い分、じめじめじめじめとしてあまり快ならず。


 いわゆる劇場法が成立したという。
 いろいろと考えることあり。
 ただ、この法律のみであれこれ論じてみても、あまり意味がないような気がしないでもない。
 少なくとも、現在の社会的諸状況との関係性を踏まえた視点を忘れてはならないのではないか。
 いずれにしても、今後の展開を注視していきたい。


 昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前、午後、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の書き換えを行ったり、坪内祐三の『父系図』<廣済堂出版>を読み進めたりする。
 『父系図』は、大田黒重五郎と大田黒元雄、齋藤秀三郎と齋藤秀雄(彼の最後の門下生菊地裕美は、坪内さんの中学時代の同級生とのこと)、九鬼隆一と九鬼周造といった人選も面白い。


 ソプラノのバーバラ・ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌ったモーツァルトの歌曲集<TELDEC>を聴いたあと、NHK・FMの『クラシックカフェ』に移動すると、たまたまジェイムズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」の放送が始まったのでそのまま聴く。
 歌曲集のほうは、ボニーの澄んで伸びやかな歌声がとても魅力的だ。
 中でも、『男たちはいつでもつまみ食いしたがる』のコケティッシュな歌いぶりは、何度聴いてもたまらない。
 パーソンズの伴奏も適確の一語である。
 一方、レヴァインとウィーン・フィルのジュピター・シンフォニーは、モダン楽器のオーケストラによるオーソドックスな奏法を用いたものとしては、とても安定したレベルの演奏ではないだろうか。

 その後、『志ん朝復活に』<ソニー>から『寝床』を聴く。
 古今亭志ん朝、やっぱりいいなあ。
 モーツァルトの流麗な演奏を聴いているような愉しさなり。


 今日こそは髪を切りたいと思うのだけれど、いかんせん雨が強過ぎるなあ。
 京都文化博物館のフィルムシアターまで『裸の島』を観に行くつもりにはしているが。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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