夕飯後、アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィルが演奏したエルガーの交響曲第1番<PHILIPS>、ベルナルト・ハイティンク指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏した同じくエルガーの交響曲第2番<EMI>を続けて聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は…』について考えたり、黒川鍾信の『神楽坂ホン書き旅館』<NHK出版>を読み進めたりする。
二つのエルガーの交響曲のうち、大英帝国の黄昏といった印象が色濃い第2番が僕はたまらなく好きだ。
基本的にはLP時代の録音は、オリジナルのカップリングのままCD化して欲しいと考える人間だが(なぜなら、選曲等、一枚のアルバムとして細かな工夫がなされているはずだから)、ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルが演奏したこの曲は、ぜひともエルガー編曲のイギリス国歌とのカップリングで再発してもらいたいと強く思う。
前にもちらと書いたことだけれど。
『神楽坂ホン書き旅館』では、野坂昭如のくだりが実に面白い。
それと、顧客の中に前田陽一の名前があるが、紆余曲折あって『進めジャガーズ! 敵前上陸』のホンの直しを小林信彦が手伝った際に前田監督が利用していた神楽坂の旅館というのは、この「和可菜」のことではないか。
>前田陽一氏は脚本を直すために、神楽坂の旅館に入った。私もそこに通うことになる。<
小林信彦『映画を夢みて』<ちくま文庫>所収、「和製B級映画はどう作られるか」より
今日は、西尾の抹茶ダブルシューを食す。
千本三条のローソンストア100で、50円びきだったもの。
抹茶クリームとカスタードクリーム入りのシュークリームで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
以上、夕飯後の日記。
明日がいい日でありますように!
そして、6月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2012年06月01日
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