2012年05月11日

劇団西一風新入生歓迎公演『F計画』

☆劇団西一風 第66回新入生歓迎公演『F計画』

 作・演出:頭突木大地
(2012年5月11日、立命館大学学生会館小ホール)


 不愉快な重喜劇、とでも評したくなるような作品だった。
 と、言っても、不愉快はただの貶し言葉ではないし、重喜劇と呼ぶには激しい動きを伴ったエネルギッシュな展開であり舞台でもあったのだが。
 全体を観てのまずもっての感想は、やはり先述した言葉ということになる。

 正直、自分の好みに合わない表現もあったし、ちょっと図式的かなあと感じた部分もなくはなかったが、ある家族のあり様の中に、あれやこれやどれやそれやをたっぷりと盛り込んで観客に投げつけるあたり、頭突木大地が今後どのような劇世界を創り出していくか、非常に興味深い。
 また、演者陣も一筋縄ではいかないテキストに対し、真正面からぶつかった熱演を繰り広げていたのではないか。
 より精度が上がっていけば、作品の持つ確信犯性をもっとはっきりさせることができるというか、作品をさらに客観性に富んだものへと変えることができるように思う。

 それにしても、母校立命館大学の学生会館に足を運ぶのは何年ぶりになるだろうか。
 本当に懐かしかった。
posted by figarok492na at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック