どんよりとした感じはありつつも、一応青空の見えるお天気。
気温は上昇せず。
昨日までほどではないが、やはり寒さを強く感じる一日となる。
皆さん、くれぐれも風邪や肺炎にはお気をつけくださいね。
昨夜遅くまで、仕事関係の作業を進める。
それでも朝早めに起きて、毎週恒例の洗濯をすませる。
案の定というか、乾きはあまりよろしからず。
昨日購入したリカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第5番<EMI>を2回聴き、さらにハウスムジークが演奏したケルビーニの弦楽4重奏曲第3番&第4番<CPO>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、坪内祐三の『文庫本福袋』<文藝春秋>を読み進めたりする。
正午過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませたのち、京都駅へ。
演出家の青柳敦子さんとお会いする。
(先週末より日本演出家協会主催の企画で大阪を訪問されており、帰途京都で所用をすまされたとのことである)
青柳さんより演劇にかんするお話をうかがったほか、今年2月の、ぐるっぽ・ちょいす プロデュース公演『ご臨終』火葬組(モーリス・パニッチ作、吉原豊司訳、青柳敦子さん演出)のDVDをいただいたりもした。
青柳さん、本当にありがとうございます。
青柳さんをお送りしたあと、京都劇場に寄って劇団四季以外のチラシを集めようかと思ったら、なんとぴあのチケットショップがなくなっている…。
座席指定の出来るぴあのショップは京都に残っているのか?
帰宅後、チェンバロのトン・コープマンが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのフランス組曲集<ERATO>、ピアノのエマニュエル・アックス他が弾いたベートーヴェン&シューマンのピアノ4重奏曲<SONY>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された原稿の手直しを行ったりする。
『文庫本福袋』を読了し、同じく坪内祐三の『文庫本玉手箱』<文藝春秋>を読み始める。
面白し面白し。
京都市図書館のインターネットサービスで、津野海太郎の『滑稽な巨人』<平凡社>と『おかしな時代』<本の雑誌社>、毛利眞人の『貴志康一 永遠の青年音楽家』<国書刊行会>、堀江敏幸の『ゼラニウム』<朝日新聞社>を予約しておく。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ダニエル・バレンボイム指揮ウィーン・フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
バレンボイムの弾き振りによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、シェーンベルクの交響詩『ペレアスとメリザンド』などが演奏されていた。
続けて、『ご臨終』を観る。
カナダの劇作家モーリス・パニッチが書いた約2時間の二人芝居。
もうすぐ死ぬから、とおばに呼び寄せられた長年交際のなかった甥だったが、なかなかおばは死ななくて、甥は激しく憎まれ口をたたく…。
短いシーンの積み重ねが時間の経過を表わすとともに、甥のこれまでの人生をあぶり出し、おばと甥の関係をしっかりと描き出す。
台詞の量では当然甥を演じた酒向芳(熱演)を挙げるべきだろうが、大ベテラン熊倉一雄(おばあちゃん!)の受けの芸も流石だ。
客席後方からの撮影ということで、二人の役者の表情が見えにくことが非常に残念だ。
適うことなら、生の舞台に接してみたい。
(もう一度、観直してみよう)
今日は、青柳さんよりいただいた東京たまご ごまたまごを食す。
黒ごまペーストとあんをカステラ地で堤、ホワイトチョコをその上にコーティングした、ごま風味の濃厚な小さなたまご型のお菓子で、実に美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2011年12月12日
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