2011年10月29日

マチヤ映画夜行 其の四 ハロウィンオールナイトに参加した(昨日のCLACLA)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。


 仕事関係や企画関係の作業を進めたり、リハビリのためのトレーニングをこなしたりする。


 藤森節子の『女優原泉子』<新潮社>を読み始める。
 俳優で中野重治夫人だった原泉さんが、未だ原泉子と名乗っていた戦前戦中の苦難の時代について綴った一冊。
 松下裕の『評伝中野重治』<筑摩書房>に続けて読むことで、両者の関係が合わせ鏡のようにわかってくる感じがする。
 それにしても、原さんを演劇界に誘った(佐野碩に紹介した)平松豊彦が、吉田日出子の父親だったとは、この本で初めて知った。
 「プロレタリア芸術連盟に参加し」、原さんを「佐野碩に紹介してほどなく運動を離れた」平松豊彦は資生堂宣伝部員となり」(馬場マコトの『戦争と広告』<白水社>の山名文夫と接点はあったのだろうか?メモをとっておけばよかった)、「フランスへ留学。戦争中に、兵隊にとられ、前歴があるので最前線にやられ、早くに戦死してしまった」という。
 先頃亡くなった斎藤憐の『上海バンスキング』(吉田さんにとっても当たり狂言)のことをどうしても思い出す。

 なお、以前記したこともあるが、僕は高校時代、放送部の一員として佐多稲子さんの文学碑の除幕式&シンポジウムのお手伝いをしたおかげで、生前の原泉さんと一度だけお会いしている。


 ソプラノのパトリシア・プティボンがジョセプ・ポンス指揮スペイン国立管弦楽団の伴奏で歌ったスペインのアリア&歌曲集『メランコリア』<ドイツ・グラモフォン>を二度聴く。


 18時ちょうどに外出し、堀川中立売の京都リサーチパーク町家スタジオへ。
 毎月恒例の月世界旅行社主催の上映会、マチヤ映画夜行 其の四 ハロウィンオールナイトに参加する。
 ハロウィン=仮装で来場だと200円引きということで、本当はそれらしい帽子とサングラス、加えて「ちゃんとやれよこのデコスケ」という台詞で黒さん(黒澤明)の仮装をしようと思ったが道具を見つけきれず、急遽コンビニのビニール袋を頭に被り、祗園祭のチマキを手にして諸葛孔明に扮し、事なきを得た。

 今回も、ヨーロッパ企画の映像担当山口淳太さんの三短篇(ツボをよく押さえた小気味よい作品)をはじめ、月世界旅行社の都原亜実さんの『魚肉カレー』(美しい作品)などバラエティに富んだ作品が上演されていた。
 中でも、大阪芸大の大田健人さんのフェイクドキュメントに大笑いしてしまった。

 また、この場だからこその会話を愉しむこともできて、非常に刺激的な時間を過ごすことができた。
 映画関係のみならず、演劇関係の学生さんにもぜひぜひ参加してもらえたらと思う企画である。

 キノ・フォーラムkyoの末長敬司も参加していて、先月のこの会以来だったので、ゆっくりと話しをする。
 キノ・フォーラムkyoとして、自分自身の脚本監督による自主製作映画を撮影したいということや、キャスティング、その作品へのこちらの出演について詳しく聴き、いくつか条件を伝えた上で、映像部門(制作部門)の企画として進めていくことを認める。

 結局、朝6時過ぎまで参加し、7時台に帰宅した。


 以上、10月28日の日記。
posted by figarok492na at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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