2011年05月17日

『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』、『善人』

 知ってる人はより面白く、知らない人も面白く。

 旧知のよこえとも子(彼女の場合、親しみこめて敬称を略したい)から連絡があったこともあって、昨晩シネ・リーブル梅田まで加藤行宏監督の『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』と『善人』(よこえ出演)を観に行ったのだけれど、二つの作品の感想を簡潔にまとめると、昔のテレビCMの惹句を少しずらしたようなそんな言葉になるだろうか。

 まずもって両作品のタイトル(題字)からして、何事かが始まりそうな「やってる」感が醸し出されていて、わくわくする。
 で、詳しい内容についてはぜひ作品を観て確かめて欲しいからあえて触れないが、実際、『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』にしても、『善人』にしても、よい意味での邪劇臭が濃厚というか、グロテスクな笑いの要素がたっぷりと詰まっていて、個人的には嬉しい。
 加えて、人の度し難さや、鬱屈した悪意の表現も、強く印象に残った。
 また、加藤監督の咀嚼力や映画的背景が、存分に示されていた点も付記しておくべきだろう。
 演者陣も、監督の意図に沿いつつ、その個性や魅力を充分に発揮していたのではないか。
(そうそう、『善人』には、あの「たま」の石川浩司が出演しているのだ!)

 なお、昨夜は、加藤監督と土田英生さんのアフタートークも企画されていて、こちらのほうでも、僕は大いに笑った。

 21時10分上映開始で、22時34分頃上映終了(アフタートークを加えると、23時近くに終了)と、少し遅めの時間帯にはなるが、大阪の方はもちろん、京都の方でも阪急の最終には充分間に合う。
 入場料は1300円。
 20日までの上映なので、新しい才能を応援するという意味でも、ぜひシネ・リーブル梅田に足を運んで欲しい。


 *追記
 上映が5月27日(金曜)まで延長となりました。
 なお、21日(土曜)からは上映開始が21時5分となりますので、お間違えないように!
posted by figarok492na at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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