2011年01月03日

妄想映画館『みすずかる』(1960年、東映東京)

『みすずかる』(1960年、東映東京)


 監督:今井正
 脚本:水木洋子、中瀬八郎


*物語

 昭和10年、特高刑事溝呂木(伊藤雄之助)の硬軟織り交ぜた取り調べに転向を余儀なくされた帝大生下総信一(江原真二郎)は、義兄で民憲党代議士の相馬(宮口精二)から、自らの選挙区である長野県の某市の実地調査を勧められる。
 そこで信一は信州の農民の現状を知るとともに、地元の名士高遠祝(加藤嘉)の娘美鈴(中原ひとみ)と出会う。
 そして、いつしか二人は深く愛情を抱きあう仲となる。
 祝も、誠実な信一の真情を認め、二人の恋を黙認する。
 ところがそんなとき、祝が急な病に倒れてしまう。
 信一と美鈴の親密な様子を快く思っていなかった美鈴の継母富子(長岡輝子)は、この機に乗じて前々から持ち込まれていた北畠伯爵(三國連太郎)との縁談を強引に押し進める。
 一方、信一も友人の活動家高城(木村功)から預かった文書のために、再び特高警察に追われる身となる。
 追い詰められた二人は、信濃川に身を投じようとするが、北畠伯爵と溝呂木らによってそれも阻まれる。

 それから10年の歳月が流れ、南方から奇跡的に復員した信一は、美鈴が農地解放運動の先頭に立っていることを高城より知らされる。
 10年ぶりに長野を訪れた信一は、美鈴と強く手を取り合うのだった。
posted by figarok492na at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想映画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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