今日から10月。
今年も残すところあと3ヶ月を切ってしまった。
ああ、どうしようどうしよう。
やるべきことは山積みで…。
と、慌てていても仕方がない。
慌てるこじ、じゃない、慌てるホームレスの方々は得るものが少ない。
どっしり構えて、毎月1日恒例のエンタメ情報をアップしていきまっしょい!
で、まずはいつもの如く、お芝居演劇の類いから。
明日2日夜の、豊島由香さんの朗読企画「ひそりと、あなたにあう日」のみっつめ、朗読と影絵「洋菓子屋の午後」(西陣ファクトリーGarden)はすでに予約ずみ。
豊島さんによる小川洋子作品の朗読はもちろんのこと、川上明子さんの美術も気になるところだ。
また、28日〜31日のマレビトの会の『HIROSHIMA−HAPCHEON 二つの都市をめぐる展覧会』(松田正隆さん演出/京都芸術センター講堂)は、京都国際舞台芸術祭の記者会見にブロガーとして参加したため、招待してもらえることになっている。
演劇という既成の枠組みに抗い続ける松田さんらしい作品になるのではないか。
ほかに、物理的精神的な余裕があれば、8〜10日の虚空旅団の2010年公演『見送ル、背中』(高橋恵さん作・演出/ウイングフィールド)、14日〜17日のエイチエムピー・シアターカンパニーの『Politics!』(岸田理生原作、樋口ミユさんパタンナー、笠井友仁さん演出・美術/AI・HALL)、遊劇体の♯50『縄文人にあいういう』(仁王門大五郎さん作、キタモトマサヤさん演出/AI・HALL)もぜひ。
特に、遊劇体はあの満開座の仁王門大五郎さんの作品を再演するというのだから、できれば観逃したくない。
続いてコンサートでは、21日の京都市交響楽団の第540回定期演奏会(京都コンサート大ホール)をおとしたくないところ。
スイス出身のマティアス・バーメルトの指揮で、メインはフランクの交響曲。
ただし、聴きものは、村治佳織のソロによる武満徹の『夢の縁へ』とカステルヌォーヴォ・テデスコのギター協奏曲第1番かも。
(正直、バーメルトさんの指揮ならば、ロンドン・フィルとシャンドス・レーベルにレコーディングしているパリーの交響曲をメインに据えて欲しい。どうで村治さんがゲストなんだもの、それぐらい冒険してもよかっただろうに…)
余談だけれど、京都市交響楽団の演奏したフランクの交響曲といえば、ちょうど今から20年前に聴いた山田一雄さん指揮によるものが忘れ難い。
笛吹くから、ではない、俺踊るから皆踊ってくれよ、とばかりに踊りまくり叫びまくるヤマカズさんの姿に僕は強く心を動かされたのである。
あと、映画は全て京都シネマでの上映作品で、ともに9日から上映予定の『ぼくのエリ 200歳の少女』(トーマス・アルフレッドソン監督、2008年・スウェーデン)と『シスタースマイル ドミニクの歌』(ステイン・コニンクス監督、2009年・フランス、ベルギー)ぐらいは観ておきたいな。
いずれにしても、この10月は芸術の秋を満喫したいものだ。
(「食欲の秋とちゃうの?」、と呼ぶ声あり。いやあ、どちらも満喫したいものですなあ)
2010年10月01日
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