2010年06月17日

『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』

 京都シネマで開催中の『山中貞雄監督映画祭』。
 今日は、『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(1935年、日活京都/ニュープリント)を観る。

 で、この作品に関しては、以前京都文化博物館の映像ホールで観た際の感想をアップしたこともあるので、詳しくは繰り返さない。
 アメリカ映画『歓呼の涯』を巧みに仕立て直した、時代劇の形を借りた「ホームコメディ」で、省略を効果的に利用した笑いの仕掛けも見事の一語に尽きる。
 また、セルフパロディに徹した大河内傳次郎をはじめ、役者陣も実に柄が合っていて、愉しく面白い。
(沢村国太郎の演技は息子の長門裕之や津川雅彦の演技と本当にそっくりだなあ、と今回も痛感した)
 まさしく、快作傑作の一本。

 そうそう、ニュープリントということで、京都文化博物館所蔵の劣悪な状態のフィルムとは大違いの観やすさだったことも嬉しいかぎりだった。
posted by figarok492na at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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