弥生三月ひなあられ。
などと、ついつい食べ物に走ってしまう中瀬宏之だが、2010年も3月に突入し、春本番まであと僅か。
その分、花粉症の本番が恐ろしくもあるわけだけど、めげずに毎月一日恒例のエンタメ情報をアップしていきまっしょい!
で、今月はいつもと違ってコンサートから。
と、言うのも当選確実の数がけっこう多くなったため。
まずは、招待券を見事ゲットした、12日の望月京のオペラ『パン屋大襲撃』(いずみホール)。
村上春樹の原作をもとにしたドイツ語の室内オペラということで、いったいどのような作品に仕上がっているのか興味津津だ。
14日の京都フィルハーモニー室内合奏団の定期公演(京都コンサートホール小ホール)は、すでにチケットを予約ずみ。
ピアニストにして作曲家の野平一郎がフランス物をとり上げるコンサートである。
個人的には、プーランクのオーバードの弾き振りに注目したい。
さらに、27日の京都市交響楽団の定期演奏会(京都コンサートホール大ホール)も、チケット購入ずみ。
我らがシェフ広上淳一さんの指揮による、メインのベートーヴェンの交響曲第4番が実に愉しみである。
そして、29日には、以前指揮者の川畑隆君に電話でお話をうかがったaimė室内管弦楽団の第1回目の演奏会(京都コンサートホール小ホール)が予定されている。
川畑君の熱意がどのように結実するか。
それを、ぜひとも見(聴き)届けておきたい。
続いて、演劇お芝居の類いでは、23日〜28日のトリコ・Aプロデュースの『クリスチネ』(アトリエ劇研)と、26日〜28日のマレビトの会の『ユビュ王』(アートコンプレックス1928)が「マスト」。
前者は、山口茜さんが帰国後初めてトリコ・Aでかける新作ということが興味深く、後者は、松田正隆さんが『ユビュ王』をどう料理するかが興味深い。
作品のやたけたさに、ごまのはえさんやF・ジャパンさんというキャスティングもよく合っていると思う。
ほかに、柳沼昭徳さん流の『失われた時を求めて』と呼びたくなる「漂白の家シリーズ」の集大成、5日〜14日の烏丸ストロークロックの『八月、鳩は還るか』(アトリエ劇研)、伊沢はるひさんがイプセン演出に挑む、5日〜7日の飛び道具の『海の夫人』(東山青少年活動センター創造活動室)も余裕があればぜひ。
あと、遊劇体とこのしたやみの面々による18日の近代戯曲リーディング(京都府立文化芸術会館ホール)をはじめとした、演出家大学in京都の一連の催し物にもできるかぎり参加するつもり。
映画では、一本目の『スティング』以降、ついつい観落としてしまっているTOHOシネマズ二条の「午前十時の映画祭」から、20日〜26日の『ライムライト』と27日〜4月2日の『チャップリンの独裁者』は観逃せない。
特に、『独裁者』のほうは是が非でも。
(「乾いた笑いが好きやったんとちゃうんかいな?」、と呼ぶ声あり。それとこれとは別なんです…)
そうそう、忘れちゃいけないのが、14日まで京都国立博物館で開催中の『THEハプスブルク』展。
これまた招待券をゲットしたもので、平日の午後あたりに足を運ぼうと考えているところだ。
忘れないようにしておかないと。
と、まあ今月もなんやかやと目白押しで、いつもの如く財布の中身が心配なんだけど、それより何より、今月は花粉症のほうが心配かなあ…。
くしゃみ、要注意!!
2010年03月01日
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