2009年も今日から2月。
今年も残すところあと十一ヶ月…。
なあんて、時の速さを嘆いていたって仕方がないや。
まずは、自分自身の為すべきことをしっかり為していかなければ。
と、言うことで、毎月一日恒例の今月のエンタメ情報をアップする次第。
それにしても、2月は28日だけだけど、けっこう気になる公演コンサートが重なっていて、選択に迷ってしまうなあ。
さて、お芝居演劇の類いでは、松田正隆さんの作品を維新派の松本雄吉さんが演出する『イキシマ』(18日〜28日、精華小劇場)やおなじみMONOの『赤い薬』(土田英生さん作・演出/19日〜28日、HEP HALL)をまずもって推すべきだろうが、個人的には、柳川の『フランケンシュタイン』(20・21日、アトリエ劇研)を選びたい。
柳川はずっと気になっている劇団ながら、まだ一度も観ることができていないのだ。
ほかに、西山真来企画の『西山真来はなぜこうなってしまったのか』(5日〜7日、アートコンプレックス1928)、tabula=rasaのシリーズ=ハムレットマシーンvol.3『祝祭』(ハイナー・ミュラー、ウィリアム・シェイクスピア原作、高田ひとし君演出/26日〜28日、アートコンプレックス1928)も余裕があればぜひ。
前者は、舞城王太郎の原作を西山真来さんが組み立てなおした企画で、後者は、高田ひとし君にとって三度目の挑戦にあたる。
続いて、コンサートでは、7日の金聖響指揮オーケストラ・アンサンブル金沢のベートーヴェン・ツィクルス最終回(ザ・シンフォニーホール)と、27日のクリスティアン・ベズイデンホウトのフォルテピアノ・リサイタル(兵庫県立芸術文化センター小ホール)は、すでにチケット購入ずみ。
演奏はもちろんだけど、それより何より、大好きな作品が並んだコンサートでありリサイタルなので。
一方、我らが街のオーケストラ、京都市交響楽団は26日に定期演奏会があるが、曲目の面白さからもチケット料金の手ごろさからも、14日のオーケストラディスカバリー(高関健指揮、京都コンサートホール大ホール)のほうを選ぶべきかもしれない。
なにしろ、バーンスタインの『キャンディード』序曲をはじめ、耳なじみのよい作品が目白押しだもの。
映画では、先月30日から公開中の山田洋次監督の新作『おとうと』は落としたくないなあ。
それと、今月からTOHOシネマズ二条で始まる「午前十時の映画祭」は、映画好きなら観逃せまい。
特に、『スティング』(ジョージ・ロイ・ヒル監督、6日〜12日)、『裏窓』(アルフレッド・ヒッチコック監督、20日〜26日)、『北北西に進路をとれ』(同、27日〜3月5日)は「マスト」である。
たぶん団塊世代の人たち対応の企画なんだろうが、ぶらりひょうたん的な生き方をしている私めも乗っからせてもらいますぜ。
一本1000円というのもありがたいし、なんとか早起きしなくっちゃ。
あと、京都シネマでは、『ユキとニナ』(諏訪敦彦、イポリット・ジラルド共同監督、13日〜)か。
予告編の雰囲気も悪くなかったし、約1時間半という上映時間も助かる。
あざといっちゃあざといのかもしれないけれど、まあいいや。
いずれにせよ、今月もいいものを観、いいものを聴いていきたいものだ。
2010年02月01日
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ヒッチコックは以前、名画座で観たことがあるので
映画館で観たことのない
「大脱走」を子供と。
あとは「ブリット」「ゴッドファーザー」ですね。
この企画、本当に愉しみですね。
個人的には、チャップリンや『アマデウス』も気になるところです。
『天井桟敷の人々』と『カサブランカ』も。
(そうそう、深夜の映画祭があっても嬉しいんですけどね)