今日は、2009年9月1日。
ヨーロッパ流にいえば、09−10シーズンのスタートということになるが、ここは日本。
それでも、月の始まりは月の始まり。
と、言うことで、毎月の恒例をエンタメ情報をアップしていこう!
(「あらまあから元気?」、と呼ぶ声あり。「やる気、元気、なんとか!」よりはましでっせ!)
まずは、お芝居演劇の類い。
やはり気になるのは、8日〜13日の地点第17回公演『あたしちゃん、行く先を言って』(三浦基さん構成・演出/京都芸術劇場studio21)。
副題にもあるとおり、太田省吾の全テクストより三浦さんが腕によりをかけて選び取った言葉の数々を、演者陣がどう再現し尽くすのか?
特に、安部聡子さんの演技が観物聴き物だろう。
5月の京都芸術センターの公演を観逃しただけに、なんとか足を運んでおきたいのだが。
気になるといえば、11、12両日のこのしたやみ♯7『紙風船』(岸田國士作、山口浩章さん演出/京都市東山青少年活動センター創造活動室)もそう。
二口大学さんと広田ゆうみさんの二人を通して、山口さんが岸田國士の世界をいかに描くかが興味深い。
上演時間の関係もあってか、1000円というチケット料金もありがたい。
他に、19日〜21日のFrance_pan 15th『点在する私』(伊藤拓さん作・構成・演出/アトリエ劇研)も可能ならばぜひ。
タイトルからして何やら「臭う」し、伊藤さんの作品は極端に好みがわかれるだろうけれど、実演を観ることなしに白黒つけることは僕は避けたいので。
ねえ、森山直人さん。
続いて、コンサート…。
と、その前に、お芝居とコンサートの中間に位置づけるべきだろうか。
5日の高泉淳子ライヴ&リーディング『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』(兵庫県立芸術文化センター中ホール)は、1hourシアターVOL.10ということで、通常よりもショートヴァージョンということになりそうだが、その分チケット料金も2000円だし、それより何より、高泉さんのライヴに接することができるというだけでもよしとせねばなるまい。
で、ようやくコンサート。
こちらはすでにP席のチケットを押さえた、4日の京都市交響楽団第528回定期演奏会(京都コンサートホール大ホール)が議席を獲得。
『マンフレッド』序曲、ピアノ協奏曲、そして僕が大好きな交響曲第2番という、オール・シューマン・プログラムが実に嬉しい。
ちなみに、ピアノ独奏は田村響、指揮は山下一史なんめり。
映画は、いつもの如く京都シネマの上映作品(でも、行ってない…)。
8月から上映中の『扉をたたく人』、『ポー川のひかり』もそうだけど、中でも5日からの『幸せはシャンソニア劇場から』に心惹かれる。
お芝居好きにはたまらない内容になってそうだから。
(「『ディア・ドクター』は観に行かんのかい!?」、と呼ぶ声あり。ああ…)
そうそう、あと忘れてはいけないのが、15日に講談社文庫から刊行予定の、佐藤亜紀の『鏡の影』だ。
例の盗作騒動のせいで長らく姿を消していた作品の復活ということもあり、これは絶対に買いである。
と、今月も観たいもの聴きたいもの読みたいもののオンパレード。
ほんと、どうにかならないもの金!
2009年09月01日
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