今日から7月。
2009年も折り返し地点。
と、言うことで心機一転。
財布の中身も心機一転、といきたいところだが、こちらのほうは残念ながらすぐさまどうにかなるもんじゃない。
それでも、せっかく四十歳を迎えたわけだから、できうるかぎりいろんなものを観たり聴いたりできればと強く願っていることもまたまごうことなき事実であって、これまで以上に張り切って今月のエンタメ情報を記していきたいと思う中瀬宏之であった。
(「なんだよ、その昔の『大岡越前』のエンディングのナレーションみたいな物言いは」、と呼ぶ声あり。今は亡き芥川隆行の声を思い浮かべながらどうぞ!)
で、まずはお芝居から。
当選確実は、ベトナムからの笑い声第26回公演『キャプテンジョー』(黒川猛さん脚本/3〜5日、スペース・イサン)と、てんこもり堂第2回公演『MOON』(如月小春原作、藤本隆志さん演出/10〜12日、スペース・イサン)の2本。
これはどう転んだって観に行くつもりなので、あえて詳しくは記しません。
あと、物理的な条件がなんとかなれば、剣崎あさむさんのひとり芝居『風知り草 〜円谷幸吉の雑走〜』(右来左往さん作・演出/8、9、11、13日、P−act)もぜひ。
剣崎さんの激走、ならぬ劇走には強く心を動かされること間違いなしなので。
ほかに、ニットキャップシアターのコント公演『さよならテレビ』(ごまのはえさん作・演出/25、26日、東山青少年活動センター創造活動室)も気になるところ。
ニットの若手の演技に触れるという意味でも、これは外したくないな。
続いて、コンサート。
こちらは、昨日6月30日に京都コンサートホールでチケットを購入した、京都市交響楽団の第526回定期演奏会(23日、京都コンサートホール大ホール)と、小澤征爾音楽塾コンサート(30日、京都コンサートホール大ホール)の二つに尽きる。
前者は、なんと言ってもあの大野和士の京響定期登場が嬉しいし(十数年前に聴いた関西二期会の『リゴレット』公演。大野さんの指揮だったが、京響の音が全然違って聴こえたもんなあ)、後者は、齋藤友香理に三ツ橋敬子という新進気鋭の指揮者を識る上でいい機会になるのではないか。
いずれにしても、愉しみ愉しみ。
映画は、京都シネマでともに4日から上映される、エミール・クストリッツァ監督の『ウェディング・ベルを鳴らせ!』と、ディアーヌ・キュリス監督の『サガン −悲しみよこんにちは−』に食指が動く。
そうそう、京都シネマでは、現在上映中の西川美和監督の『ディア・ドクター』も忘れちゃいけないんだった。
これはけっこうな観ものみたい。
(それにしても、『ウェディング・ベルを鳴らせ!』は10時台の上映一回きりってああた。不規則発言、じゃない不規則生活のわてにはつろうおまんがな…)
ほんと、どんどんいいものを観なくっちゃ。
ほんと、どんどんいいものを聴かなくっちゃ。
それにつけても、金の欲しさよ!!
2009年07月01日
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