2009年05月23日

痺れる舌 もしくは、丸山薫の不愉快な悪戯(妄想映画館)

☆痺れる舌、もしくは丸山薫の不愉快な悪戯
 2009年、痺れる舌制作委員会

 監督:中瀬八郎
 脚本:中瀬八郎


 京都ふぐ毒殺人事件・林葉ますみ被告(渡辺えり)、及び謙蔵被告(温水洋一)の裁判員に選ばれた、人材派遣会社パワフルキャリアの人事調査部員丸山薫(占部房子)は、ふとしたことからこの殺人事件に、パワフルキャリアと取引のある日本お魚能力検定協会が密接に関係していることを知る。
 さらに薫は、日本お魚能力検定協会の理事長中窪登(石田太郎)と宏(井田國彦)父子が、日本お魚能力検定を利用して莫大な利益を得るとともに、その資金をアジア第三国の独裁者金中日(中村梅之助)や隣国の元大統領金万宝(小沢昭一)らに提供していたことも知る。
 一方、内閣情報局総裁・川勝健次郎(志賀廣太郎)や同副総裁兼行政警察長官・纐纈肇(小日向文世)の命で日本お魚能力検定協会に社員として潜入していた行政警察のスパイ嶋村弥六郎(木下ほうか)が何者かに殺害される。
 実行犯として疑われる、登の異母弟忍(鶴田忍)、哲(渡辺哲)、弥六郎の同僚藤坂冴子(麻生裕未)。
そして、司法のメスは日本お魚能力検定協会に入れられる。
だがそれは、日本の政財界の魑魅魍魎たち、内閣総理大臣・榊原貴信(津嘉山正種)、日本憲民党副総裁・穴吹隆和(江原真二郎)、同幹事長・木俣啓輔(横光克彦)、日本経済交流協議会代表幹事・石橋仙一(中野誠也)、大和水産会長・大和大作(井川比呂志)らによる黒い陰謀の序章に過ぎなかった。
 大日本国策研究会会員山藤元也(鳥肌実)による中窪登の刺殺、林葉ますみ事件の重要証言者(江藤漢斎)の自殺、薫の上司で不倫関係の相手佐々木義夫(光石研)とその妻敦子(片桐はいり)の謎の自動車事故死が続く中、薫は全ての真相を解明すべく大学時代の後輩で京都民衆新報記者の畑田優三(本根作寿英)に協力を依頼しようとするが、それは薫の同僚蜂田直美(安部聡子)の裏切りによって阻まれる。
 薫の父丸山政男(品川徹)母好江(根岸季枝)、妹晶(平岩紙)らにも迫る魔の手。
 果たして、薫は生き残ることができるのか?
 それとも?

 日本映画界を代表する異才で、21世紀の山本薩夫と評される中瀬八郎の最新作は、世情を賑わす数々の事件をモチーフに、中瀬監督自らが書き下ろしたシナリオによるメタ・クリミナルロマンの大作である。

<その他の主な配役>
冨樫知男/薫の同僚(桜金造)、正木厚/京都ふぐ毒殺人事件の主任弁護士(山本圭)、秋川留子/京都ふぐ毒殺人事件裁判員(菅井きん)、藤谷和人/同(宇梶剛士)、下八川平祐/農漁業食糧大臣(山本亘)、堺宗満/農漁業食糧次官(森下哲夫)、堀米康之/パワフルキャリア社長(大杉漣)、熊本誠道/潮水寺管長(大滝秀治)、鳩原宮雅仁/皇族(島田雅彦)、万秀達/茶道表万家宗主(筒井康隆)、万聡子/秀達の妹(柳美里)、若松大衆/大日本国策研究会首領(キタモトマサヤ)、里見究一郎/洛北医大名誉教授(山本學)、早川実行/京都民衆新報社主(鈴木瑞穂)、北川ほのか/同記者(宮部純子)、最後に全てを覆す至高の存在(三谷昇)


 この文章は、実在の人物団体組織とは一切関係がありません!
posted by figarok492na at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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