中世の錬金術師、それも相当程度の低い連中ならばいざ知らず、21世紀も10年近く経とうとするこのときを生きる人間が、ただただ「金金金金」と念じているだけでお金が溢れ出てくる、なんて馬鹿なことを信じているんだとしたら、それこそ即診察してもらう必要があるだろう。
と、言うことで、僅かばかりの労働では個人創作誌『赤い猫』第2号の発行資金も捻出し難い今日この頃、またぞろAvisまでCDを売りに行くことにした。
ついでに、髪が伸びてうっとうしいこともあり、いつもの新京極通のプラージュであたってもらうことにする。
で、京都芸術センターで用件をすませたのち、歩いて寺町通へ。
まず、AvisにCDを預けてから、錦小路のプラージュに向かい早速髪を切って(刈って)もらう。
特に後ろのほうをバリカンで短く刈ってもらって、本当にすっきりした。
今日は気温が少し低めだったこともあり、少々すーすーしてしまったほど。
錦天満宮で御神水をいただいたあとAvisに戻り、お金を受け取る。
予想していたよりも高い金額で、非常に嬉しい。
これで、『赤い猫』発行にもはずみがつくというものである。
そのまま帰ってもよかったが、ジュージヤ三条本店だけには寄ってみる。
もちろん、勝って兜の緒を締めよ、何も買わない。
それどころか、クラシックのコーナーはひょひょっとのぞいた程度。
その代わり、5階で、「高槻教会で聴くヨーゼフ・ハイドン第3回演奏会」のチラシを見つけもって帰ることにする。
他に、かつてNHKで放映されていたイギリス・グラナダテレビ制作のシャーロック・ホームズ・シリーズのDVDが、なんと500円で出ていた。
これは欲しかったなあ、だって500円なんだもの。
でも、我慢我慢。
蛸薬師通を歩いて烏丸まで戻る途中、紅茶専門店セレクトショップをのぞいてみる。
本当は、のぞくだけで帰るつもりが、ついつい試飲ということに…。
スリランカのキャンディ紅茶2種類を、たっぷりと愉しんだ。
実に美味しうございました!
(「あんた、買いなさいよ!」、と呼ぶ声あり。勝って兜の緒を締めよ…)
その後、ウイングス京都の図書情報室に行き、川上弘美の『古道具 中野商店』<新潮文庫>、野上照代の『天気待ち』<文藝春秋>、山本周五郎の『楽天旅日記』<新潮文庫>の三冊を借りる。
前々から、ここでも本を借りたいと思っていたんだよね。
正直、下京図書館より比較的本がきれいなのが嬉しい。
チラシ収集のために寄った中京青少年活動センターで木原アルミさんと遭遇したのであいさつをし、再度寄った京都芸術センターでは丸井重樹さんと遭遇したのであいさつをし、さらに帰りがけ自転車に乗った勝二繁君と遭遇したのであいさつをする。
中瀬も歩けば知人と遭遇する、かな。
てか、中青とか芸センに行けば、知人と遭遇するのも当たり前っちゃ当たり前なのだ。
いずれにしても、今日はけっこう収穫があった。
満足満足。
2009年05月14日
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