実は昨日、久しぶりに嵐電に乗ってブックオフ太秦店まで行こうかと思ったのだけれど、はたと気づいた。
そうだ、ブックオフ太秦店は市バスの均一区間に含まれてるんだった。
だったら、一日乗車券を駆使して、京都市内のめぼしいブックオフ(ただし、行く機会の多い三条のお店と近所の堀川五条店はパス)をつぶしていこう!
と、言うことで、今日のお昼過ぎ、予定通り、「市バス一日乗車券でブックオフしらみつぶし」を決行した。
14時過ぎに外出し、まず近くの金券ショップ・トーカイで市バス一日乗車券を購入。
いつもは500円が495円のところ、サービスで490円になっており、幸先がよい。
1:91号系統、四条大宮から太秦映画村道
で、まずは太秦店に向かおうということで、太秦映画村道へ。
ここは、以前常盤仲之町といっていたバス停で、学生時代は好きな人が住んでいたり、院生時代は近くに下宿していたり(上記好きな人は、その時には引っ越ししていた。すれ違いなりよ)で、懐かしい場所。
オープンでわじゃこじゃわじゃするマツモトという大型スーパーの前を素通りし、ブックオフに入る。
残念ながらクラシック音楽のCDにめぼしいものはなかったものの、小林信彦の『家族漂流』<文春文庫>を見つけ、早速購入する。
税込み105円。
芥川賞候補作『家の旗』などが収められていて、前々から欲しかったものなのだ。
2:93号系統、太秦映画村道から伯楽町
伯楽町で降りて、ミドリ電化へ。
ここは以前ニノミヤ京都本店だったところ。
2階に中古CDのコーナーがあるので、のぞいてみたが、クラシックはさっぱり。
3:26号系統、西ノ京円町から西大路四条
移動。
4:29号系統、西大路四条から梅津段町
ブックオフ梅津店に行くため、梅津段町で降りたのだが、ちょうどいっしょに降りた女性に場所を尋ねると、二つ先ですよ、と。
ありゃりゃりゃりゃ。
(そういえば、ちょうど同じバスに、10年ほど前だろうか、バスの車内でお年寄りの女性の腕を引っ張るなど乱暴狼藉を働いていたので仕方なく叱りつけた精神、というより知性にハンディキャップのある男性が乗っていて、あまりにもうるさいので、運転手さんに叱られてかしこまっていた…)
5:71号系統、梅津段町から梅津西浦町
10分ほど待って、二つ先の梅津西浦町へ。
ブックオフ梅津店は、バス停のほぼ目の前だった。
新しく出来たお店だけに、清潔感があふれて雰囲気は実によかったが、CD、書籍ともにこれはというものはなし。
ただ、開店記念の際に大量処分をした人がいたのか、シャルル・デュトワが指揮したメンデルスゾーンの『夏の夜の夢』ハイライト他をはじめ国内初期盤がけっこう並んでいた。
6:71号系統、梅津西浦町から九条近鉄前
一度西大路四条で乗り換えなけりゃならないかなと思っていたら、ちょうど運良く71号系統が来て、そのままブックオフ東寺店へ。
ここでもクラシックのCDはなかったが、鈴木正幸の『皇室制度』、尾崎秀樹の『上海1930年』、川崎賢子の『宝塚というユートピア』<三冊とも岩波新書>、斉藤孝の『スペイン戦争』<中公文庫>を見つけ、購入する。
税込み、420円。
斉藤孝の『スペイン戦争』は、高校生のころ中公新書版で買って、何度も読み返していたものだが、引っ越しの際にどうにかしてしまっていた。
文庫のほうは新書と違って、アサーニャやネグリンといった共和派の政治家をはじめとした重要人物の写真はなくなっているが、これはまあ仕方ない。
要は中身だしね。
7:207号系統、九条近鉄前から九条車庫前
近鉄九条駅でトイレを借りて、このバスに乗ったが、すぐに気持ちが変わる。
8:205号系統、九条車庫前から京都駅
で、京都駅まで出る。
9:4号系統、京都駅から四条河原町
そして、河原町へ。
日記用に使っているリングノートを買おうと思ってBALの無印良品に向かったのだが。
なんと、リングノートがなくなっている!
てか、見てくれだけはいいけど、正直すかすかじゃん文具コーナー。
太田道灌ではないけど、「当方滅亡!」と叫びたくなった。
10:11号系統、河原町三条から壬生寺道
18時台後半ということもあり、寄り道はせず、家路に着く。
グルメシティで買い物をするため、壬生寺道まで。
11:91号系統、壬生寺道から四条大宮
本当はいつもは歩いて帰っているんだけど、せっかく一日乗車券があるので、バスで大宮へ。
で、帰宅した。
結局、古本ばかり買うことになってしまったが、まあ相手はブックオフ。
餅は餅屋、古本は古本屋ということで、それなりにいい買い物だったのではないか?
それにしても、市バスの一日乗車券はお得だなあと痛感する。
だって、普通に運賃払ってたら、2420円になるんだから。
皆さん、京都市内を回るなら、市バスの一日乗車券をご利用くださいませ!
2009年03月24日
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