パソコンを買い換えてよかったと思うことは数々あって、よかったことばかり数え上げているものだから、前の旧式のマックに申し訳ないなどとも思ったりするのだが、よかったことはよかったことに違いなく、それで、やっぱり買い換えてよかったと痛感しているのだけれど、中でも、CDの試聴やウェブ上のラジオ等々、PCで音楽をまともに聴くことが出来るようになったことは、大の音楽好きの僕にとっては、よかったもよかった、二重丸三重丸源五郎丸、ならぬ、三重よかった出来事である。
で、昨日の晩、日付的には今日に変わっていたが、パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団(hr交響楽団)の演奏した、マーラーの交響曲第9番のライヴ録音を聴けたのにも、そうしたパソコン買い換えが大きくものを言っていることは言わずもがなのことだろう。
(もちろん、そうして手軽に音楽が聴けるのも、おかか since 1968 Ver.2.0さんあってのことで、その労作には深く深く感謝する他ない)
で、冒頭部分を聴き逃したり、途中何度か音が途切れたりしたものの、ほぼ全曲を聴くことができたパーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送交響楽団のマーラーの交響曲第9番だけれど、基本的にはパーヴォ・ヤルヴィらしいシャープでスタイリッシュ、まとまりのよい音楽になっていたのではないだろうか。
実際にライヴで接すると、その受け取り方も大きく変わってしまうような気もしないではないが、深夜ヴォリュームを絞って耳にするにはぴったりの演奏だったと思う。
それにしても、残念なのは、その何時間か前、前々から聴きたい聴きたいと思っていた、パトリシア・プティボンとニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンのコンサートのライヴ録音を聴きそびれてしまったことである。
演奏者も魅力的ならプログラムも魅力的だっただけに、これは本当に悔やんでも悔やみきれない。
再放送はされないものだろうか。
まあ、それはそれとして、パソコンで音楽を愉しむ機会は、これからますます増えそうだ。
2009年01月07日
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