この20日に閉店するクレモナで、今日からセールが始まるというので、思わず足を運んだ。
クレモナは、新京極通を四条側から入ってすぐ、有名なロンドン焼き屋の横の小さな通りにある中古レコード店で、京都の音楽愛好家から長く親しまれてきたお店だが、ご主人の年齢のことなどもあり、今回閉店することになったのだという。
今日は、正月休みの最終日ということもあって、店内はお客さんで混み合っていた。
で、今日僕が購入した中古CDは、以下の4枚。
1:アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィルの演奏した、エルガーの交響曲第1番<PHILIPS>。
2:ウラディーミル・アシュケナージさん*指揮ベルリン放送交響楽団の演奏した、フランクの交響曲他<DECCA>。
3:ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団他の演奏した、シベリウスの管弦楽曲集(「カレリア」組曲やフィンランディアなど)<DG>。
4:アリ・ラシライネン指揮ノルウェー放送管弦楽団の演奏した、グリーグとセヴェルーの「ペール・ギュント」組曲集<FINLANDIA>。
なお、全て輸入盤だが、プレヴィンのエルガーには、国内盤使用の帯とブックレットが付いている。
それにしても、以前ちょっとしたトラブルがあったこともあったりして、かえって、晩年の村松克己をもっと人懐こくしたようなご主人のこのお店がなくなるのはさみしい。
仕方がないこととはわかっていても。
閉店までの間、あと何度か足を運んでみようと思う。
*アシュケナージさんは、以前ザ・シンフォニーホールでの来日リサイタルのあとに挨拶をさせてもらったことがあるので、「挨拶をしたことがあったり、面識のある人は、基本的にフルネームでも敬称をつける」というここでの表記法に従って、ウラディーミル・アシュケナージさんと表記した。
2009年01月04日
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