一応青空も見えていたが、どんよりとした感じも強し。
夜になって、雨が降り出した。
気温が少し下がり、どこか肌寒い一日となる。
(その分花粉症の出も少なめで、個人的にはほっとしたが)
朝早めに起きて雑件をかたづけてから、近所のスーパーに足を運び、セールの玉子などを購入する。
貯水槽の清掃のため3時間ほど断水するということもあり、お昼過ぎに外出。
で、京都芸術センターで用件をすませたのち、歩いて河原町まで出、プラージュで髪を切る。
このところずっと気になっていたが、短く刈ってもらってようやくすっきりした。
気分爽快。
その後、アビスやライフカードのぴあ、BALのジュンク堂などをまわり、ついでに夕飯用の買い物もすませて帰宅する。
予定通り断水が終わっていたので、帰宅後、浴室とトイレの掃除をやっつける。
アーノンクールの指揮した、ハイドンの交響曲第60番「うすのろ」のCDを繰り返し聴く。
続けて、エサ・ペッカ・サロネン指揮ロンドン・シンフォニエッタの演奏した、ストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』のCDを聴く。
やっぱり、この曲大好きだなあ。
そして、シャープでクリアな演奏も。
(ちょっと録音のつなぎ目が気になるけれど)
『怪帝ナポレオンIII世』を読み進める。
フランスの正統派史観やマルクス主義史観の色眼鏡を打破しようという意識が、若干ナポレオンIII世を美化し過ぎているようなきらいがあるような気もするが、一人の「偉大」な人物のポルトレイトとしてはやっぱり面白く、ついつい読み進めてしまっている。
『鬼が来た』の下書きとワープロ打ち、打ち出しを行う。
原稿用紙42枚分になって。
もしかしたら、50枚ぐらいになってしまうかも。
(あとでへずっていくつもりではいるが)
今日は、甘いものは食さず。
最高裁が、袴田事件の袴田巌死刑囚の再審請求−特別抗告を棄却する決定を下した。
確かに、事の真実を唯々することは容易ではない。
でも、少なくとも今一度審理が尽くされるべきではないかと僕は思っている。
(まずもって、冤罪の宝庫「静岡県警」が手掛けた事件という点が、どうしても僕には気になるのだ。実際、袴田死刑囚も過酷な取り調べを受けたというし)
いずれにしても、僕は訳のわからない連中に刺し殺されたり、駅で突き落とされて殺されるのはいやだし、無実の罪で死刑になるのもいやだ。
そういえば、『相棒』の今シーズンの最終回は、この袴田事件がモデルになっていたらしい。
テレビがないのは、こういう時つらいな。
>(前略)つまり、彼らを殺しているのは、他でもないあなたなのである。
あなたの手は、たぶんそうと気づかぬうちに血で赤く染まっているのである<
許光俊『問答無用のクラシック』<青弓社>から「美しいいじめの国、日本」より
今日は、甘いものは食さず。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2008年03月26日
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>最高裁が、袴田事件の袴田巌死刑囚の
こちらのブログでこれを知り、今、関連サイトを見てきました。
どうも、最初から“棄却ありき”で捻出された決定みたいですね・・。
ただでさえ、時間が経つとどんどん「真実」がわかりづらくなっていくという状況、
かつ、「判断を下すのは、今さら丁寧に審理を尽くそうという気もない(?)裁判官」という状況の中、
でも結局のところ、私たち一般ピープルは、そのなりゆきを「外野で」見ているしかないのか・・
と思うと非常に悔しい思いがします。
(もちろん、支援団体も活動していますが、その主張はまだ裁判官には届いていないようですし・・。)
>『相棒』の今シーズンの最終回は、この袴田事件がモデル
そうだったんですか!見ればよかったです。
長々失礼しました。
僕も前々から気になっている事件だけに、ネットでもいろいろと調べてみましたが、おっしゃるように、すでに答えは「決まって」いたように思えてなりませんね。
『相棒』のドラマにも描かれていたようですが。
これから裁判員制度が始まると、そうした「裁判の循環」というか「流れ」、「システム」の中に、僕ら自身も直接組み込まれていくようになる訳なんですよね。
ただ、検察審査会制度でも示されているように、今回の裁判員制度が「負の側面」だけを持ったものではないとも、僕は考えています。
『相棒』、こちらも観ておきたかったです。