2007年10月25日

東京物語

 京都文化博物館まで、小津安二郎監督の『東京物語』(1953年、松竹大船)を観に行って来た。
 『東京物語』を観るのは、ほぼ5年ぶりだ。

 って、今さら何を語れっていうんだろう、『東京物語』について。
 小津安二郎の代表作であるこの作品に関しては、すでにあらゆる側面から語られてきた。
 作品そのものの精緻な分析に始まり、笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子らの見事な演技、ハリウッド映画(レオ・マッケリーの『明日は来らず』)の影響、太平洋戦争の影、はては大坂志郎が巧く関西弁を使えず、小津監督から厳しくだめを出されたこと等々等々。
 正直言って、邦画、てか映画好きを自称するなら観てて当然の作品な訳で、言い換えれば、観てなきゃお話にならないと思う。

 ただ、こうやって観返してみても(みると)、この『東京物語』が表面的に淡々とはしていても、だらだらと冗長な作品ではないことがよくわかる。
 特に、ストーリー展開の「はしょり具合」の妙については忘れてはならない点だと感じた。

 観てない人はとっとと観なさい!
 それ以外の言葉はない。
posted by figarok492na at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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