2007年08月17日

薄桜記

 京都文化博物館まで、市川雷蔵主演、森一生監督の『薄桜記』を観に行って来た。

 『薄桜記』は、大のオーディオ・マニアとしても知られた五味康祐の原作を、あの伊藤大輔が脚本化し、森一生が監督した、忠臣蔵外伝とでも呼ぶべき作品である。
 伊藤大輔の脚本ということで、お察しの方もあるやに存ずるが、案の定、封建制度が生み出す残酷極まりない、しかしながら「しっかりと貫かれる」悲恋の物語で、そこに森監督らしい凝った映像と、市川雷蔵の凄絶かつ艶やかな演技も加わり、実に「美しい」一本に仕上がっていると思う。
 少なくとも、ラストの市川雷蔵の悲壮な姿は、雷蔵ファンならずとも、必見のシーンなのではなかろうか。

 役者では他に、勝新太郎、真城千都世(残念ながら、僕の好みにはあらず)、香川良介、荒木忍、伊沢一郎、北原義郎、清水元、伊達三郎らが出演していた。
posted by figarok492na at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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