2007年08月03日

暗殺

 京都文化博物館まで、篠田正浩監督の『暗殺』(1964年、松竹京都)を観に行って来た。

 『暗殺』は、司馬遼太郎の『奇妙なり八郎』を映画化した作品で、幕末に活躍(暗躍?)した清河八郎の「複雑」な人間性を、様々なエピソードを織り交ぜながら描き上げている…。

 ううん、なあんかね。
 これは篠田監督の他の作品にも感じることなんだけど、何かが足りないんだよなあ。
 清河八郎の丹波哲郎をはじめ、暗殺者佐々木唯三郎の木村功(後半の「狂気」は観もの)、坂本竜馬の佐田啓二、岩下志麻(美しい、やっぱり)、岡田英次、小沢栄太郎ら柄に合った役者が揃っているし、言いたいこともそれなりに伝わってくる。
 でも、何かが足りないんだよなあ。
 もちろん、ラストのあっけなさ(まるで、ゴダールのようなカメラワークと「展開」の)だけを言いたい訳じゃなくってね。
 なんなんだろうなあ、いったい。

 上述に加え、須賀不二男、穂積隆信、早川保、竹脇無我、清水元、山路義人、織本順吉、日下武史、水島弘、高津住男、そして蜷川幸雄(!)と武智鉄二(!)らが出演していた。


 ところで、僕の中瀬八郎という「観劇ネーム」は清河八郎からきたものではないことを最後に付け加えておきたい。
 勘違いする人がいないともかぎらないので。
posted by figarok492na at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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