2007年01月31日

魂萌え!

 友だちの強い勧めもあって、京都シネマまで阪本順治監督の『魂萌え!』を観に行って来た。
(14時45分の回を観たが、主人公の風吹ジュンと同世代とおぼしき女性を中心に、ほぼ満席の盛況だった)

 公開中ということもあって、くだくだと内容の説明を行うことはしないが、一言で言えば、「大人による、大人のための映画」だと思う。
 少なくとも、僕はこの作品が伝えようとするあれこれに共感したし、観て清々しい気分になれた作品だった。

 まずもって、阪本監督による脚本と演出が丹念かつ巧みであり、桐野夏生の原作(未読)の面白さやメッセージまでがしっかりと伝わってくる。
 加えて、映画に対する熱烈なオマージュともなっている。

 役者陣では、何と言っても主人公を演じた風吹ジュンが魅力的で、かつての彼女を思い起こし重ね合わせながら、本当にいい役者になったなあと感嘆したが、その他の面々も、役柄によく合ってほぼ納得のいく人選ではなかったろうか。
(寺尾聡、加藤治子、と言い出したらきりがない)

 世の中甘くはないけれど、それでも捨てたもんじゃない。
 と、元気になれる一本。
 特に、「大人」の人たちにお薦めしたい。
posted by figarok492na at 21:28| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
この映画、ちょっと気になっていたところです。
(「それでもボクは・・」も気になっており、どちらを見ようか迷っていたのです)

「映画の中で描かれた状況が、自分の場合にもそのまま解としてあてはまる」などとは思いませんが、
figaroさんのこの記事を拝読して「少なくとも、見て損はなさそうだな。というか見たい!」と思いました。

Posted by calicia at 2007年01月31日 22:06
追加でお邪魔します。
『魂萌え!』これ、阪本順治監督の作品なのですね!
(上で書いてらっしゃるのに、昨日は見落としておりまして・・)

この数ヶ月、まったく別分野からの縁ではありますが、
ちょうど阪本監督の作品に興味を持ち始めているところでした。
これはますます見逃せません^^
Posted by calicia at 2007年02月02日 00:53
 こんばんは。
 コメント、ありがとうございます。
 お返事遅れて、申し訳ありませんでした。

 >『魂萌え!』
 あくまでも個人的な感想ですが、少なくとも観て損のない作品だと思います。

 >阪本監督
 今回この作品を観て、今後のさらなる活躍が期待できるように思いました。
 演出はもちろん、脚本もよくできているのではないでしょうか。
Posted by figaro at 2007年02月02日 22:28
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