2006年04月03日

ウィーン国立歌劇場再開50周年記念ガラ

 昨晩、教育テレビでウィーン国立歌劇場の再開50周年記念ガラ・コンサートの録画を観た。
 本当はきりのいいところで途中下車するつもりだったのだが、あまりに面白くて、ついつい最後まで見届けてしまった。
(なお、ウィーン国立歌劇場は、第2次世界大戦中に破壊され、1955年11月に再建再開された。こんなこと、本当は書かでもがなのことなのだけれど、日本がアメリカと戦争をしたことを知らない人間も増えているそうなので、あえて記しておくことにする)

 小澤征爾指揮の『レオノーレ』序曲第3番は置くとして、次の『ドン・ジョヴァンニ』第1幕のフィナーレの面白いこと面白いこと。
 トーマス・ハンプソンのドン・ジョヴァンニにフルッチョ・フルラネットのレポレロ、エディタ・グルベローヴァのドンナ・アンナという豪華メンバーに中堅若手のアンサンブルだったが、ここにウィーン国立歌劇場のオーケストラ(ウィーン・フィルの母体)と合唱団が加われば、鬼に金棒うまか棒だろう。
 ズビン・メータの指揮はまああんなものとしても、流石記念ガラだけはあると感心する。
 さらに、アンジェリカ・キルヒシュラーガーの入った『ばらの騎士』のフィナーレ(クリスティアン・ティーレマンの指揮)、プラシド・ドミンゴとアグネス・バルツァによる『アイーダ』からの一場面(ダニエーレ・ガッティの指揮)、ブリン・ターフェルがハンス・ザックスを歌う『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、フランツ・ヴェルザー=メストがタクトをとった『影のない女』のハイライト、そして1955年の再開時の演目である『フィデリオ』のフィナーレと、ウィーン国立歌劇場の層の厚さを強く感じさせる内容だった。
(あと、舞台上の客席に座っていたのは、この歌劇場にゆかりのある人たちではなかったか。画像が「ひどい」ので、しかとは確認できなかったが、グンドゥラ・ヤノヴィッツが座っていたような気が僕にはした)
 いずれにしても、満足満足。
posted by figarok492na at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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