ここでは、今日の19時より行われる第12回OMS戯曲賞授賞式に先立って、当方独自の直前予想を行いたいと思う。
☆候補者/作品名/予想
1枠 司辻有香 『愛と悪魔』 ▲
2枠 キタモトマサヤ 『エディアカラの楽園』 ×
3枠 小原延之 『丈夫な教室』
4枠 ごまのはえ 『ヒラカタ・ノート』 △
5枠 武田一度 『手の紙』 ▲
6枠 中村賢司 『すばらしいさよなら』 ◎
7枠 ミサダシンイチ 『夜ニ浮カベテ』 △
8枠 水沼健 『壁ノ花団』 ○
9枠 柳沼昭徳 『福音書〜六川篇〜』 △
1枠司辻は、京都芸術センターの舞台芸術賞で佳作を受賞した、松田/造形芸大枠のホープ。
才気の持ち主ではあろうが、派閥の力学によって高い評価が与えられていることも隠しようのない事実で、受賞は論外。
ただし、松田正隆の他に、渡辺えり子の支持が加われば佳作かも。
2枠キタモトは、京都演劇界のベテラン。
本来ならば受賞も当然だが、鈴江俊郎、松田正隆らの「妨害」が予想され、非関西勢の評価も予想がつかず、厳しい。
3枠小原は、無印。
今さらそとば? 今だからそとば?
4枠ごまのはえの作品は、新・KYOTO演劇大賞受賞作。
作品的には、そこそこの評価が得られるかもしれないが、ごまのはえは受賞経験もあるため、今回の受賞は難しいかもしれない。
(それにしても、新・KYOTO演劇大賞でごまのはえ作品と同時にノミネートされた松田正隆が今回の審査員を務めているのは、いったいどういうことか?)
5枠武田は、関西演劇界の暴れ馬だ。
その武田が何ゆえOMS戯曲賞を狙っているのか、当方は理解に苦しむ。
犯罪者友の会は、あくまでも犯罪者友の会であって欲しい。
6枠中村は、当方の大本命。
ただし、審査員による番狂わせも大いに予想される。
7枠ミサダは△だが、佳作の可能性は大。
8枠水沼も、松田/造形芸大枠に入る。
MONOの役者とは思えぬ芸術至上主義で、水沼は佳作以上の可能性が高い。
ただし、水沼作品が生の舞台として面白いかどうかは、一切補償できないことを付記しておく。
9枠柳沼もまた、松田/造形芸大枠。
かつて松田正隆のゴリ押しで京都演劇大賞の受賞経験を持つが、それが柳沼を2階に上げておいて梯子を外す結果となったことは明々白々な事実。
今回も松田のゴリ押しで佳作の可能性はあるが、はっきり言ってそんな賞はもらうなと当方は言いたいし、そんな賞のやり方はするなと当方は言いたい。
(人を育てることのできない人間が教育に携わるんじゃない!!)
以上、全て独断と偏見による予想です。
なお、敬称は略しました。
2005年12月06日
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