昨日購入したCDの残りの1枚、リチャード・ストルツマンのクラリネットと東京カルテットによる、ブラームスとウェーバーのクラリネット5重奏曲<RCAレーベル>を聴く。
これは、かつて国内盤を持っていたことがある録音だ。
(諸般の事情から、友人に譲渡した)
澄んで軽みのあるストルツマンのクラリネットは、どちらかと言うと、ブラームスの陰性で渋みのかかった音楽とは、少しずれがあるようにも思わないでもないのだが、東京カルテットの繊細で丁寧な演奏とともに、聴き心地のよい音楽世界を創り出している。
一方、ウェーバーは、ストルツマンの特性がより発揮されて、華麗で軽快、明敏で活発な演奏になっているのではないか。
(特に、両端楽章における、吹魔栗三助状態など)
東京カルテットは、こちらでも充実した演奏を行っていると思う。
一言で言えば、安心して楽しめるCD。
室内楽愛好家の方ばかりでなく、「音楽好き」の方全般にお薦めしたい一枚である。
2005年10月16日
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