2005年03月19日

贋作『富豪刑事』(ドラマ版)

 ドラマとしての出来は置くとして、『富豪刑事』は「ある種」の人気を誇っているようだ。
(アクセスの検索元をたどって、反響の大きさを知った次第)
 まあ、原作そのものが底をついてるはずなので、まずもって新シリーズはありえないだろうが(筒井康隆が新たに執筆したりして)、2時間枠での特別企画はありえるかもしれない。

 と言うことで、『富豪刑事』の特番のアイデアを考えてみた。
 題して、『断髪作家殺人事件』。
 寒天を馬鹿にしたと誤解され、日本寒天協会から非難された作家が思い切って断髪を行なうが、何者かに殺されてしまうというのが大筋*。
(死体だけなら、中谷彰宏あたりにやらせればいいが)
 で、当然レギュラーメンバーはそのまま(筒井康隆も出演する)に、加えて山下洋輔や坂田明は出るわタモリは出るわ、古谷一行のジャズ都知事(芥π賞の選考委員)は出るわ佐藤浩市の文学賞候補者は出るわ、大林宣彦や原田知世は出るわ斎藤由貴は出るわ、股鍋直己(くず批評家)は出るわ、七瀬は出るわ、三角定規やコンパスの化け物は出るわ、ミラーマンは出るわ、と、ごったぐたわっやくちゃの世界が展開されるというもの。
 ラストは『スタア』からいただいてもいいし、日本列島以外が沈没するのでもいい。

 って、どう考えても、こりゃ無理だな…。
(*危ない危ない、こんなの人権擁護委員会に摘発されてしまうぞ!)
posted by figarok492na at 01:37| Comment(4) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「断髪作家殺人事件」のストーリーを読んでにやりとしてしまいました。
筒井ファンなら賛成反対関係なく見てしまう魅惑なドラマだと思います(笑)。
Posted by risagasuokiku at 2005年03月19日 17:59
 いつも、ありがとうございます。
 あと、角川春樹(恐竜のぬいぐるみを抱いた怪しい男役)にも出演してもらうとか。
 やるなら、これくらいは「遊んで」もらいたいものです(笑)
Posted by figaro at 2005年03月19日 21:07
 見事なキャスティングです。
 死体役は喝采ものです。これからの青少年のためにも(キッパリ)。
 ありがとうございました。
Posted by 直希。 at 2005年03月19日 21:47
 いつも、ありがとうございます。

 >見事な…
 お誉めの言葉光栄です。
 作品全体がパロディーなので、死体役は「作家のカリカチュア」でしかない人物にお願いしたいと考えました。
Posted by figaro at 2005年03月20日 01:38
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