2005年01月20日

MIDNIGHT ANKOTIGHT(うしみつ時の鯛焼き)

 以前、真夜中にもかかわらず鯛焼きを食べてしまった、という趣旨のコメントをいただいたことがあった。
 真夜中に鯛焼きか、そいつぁおつだなあ、などと熱狂的な狂甘糖員らしい感想を抱いたものだが、そのことが頭の片隅に残っていたからだろう、近所のジャスコで、パックに入った鯛焼きを買ってしまった。
 5個入り298円が、賞味期限の関係で、半額になっていたのだ。
 いろいろ気にかかるところもあるけれど(体調やら体重やら)、まあせっかくなのだから、これをアップし、さらに一仕事終えたら、うしみつ時の鯛焼きとしゃれ込むことにしよう。

 そう言えば、先代の林家正蔵(最晩年は彦六)が、次のような言葉を語っていたことを思い出した。
「鯛焼きは餡が甘いから、尾っぽのところは餡を入れずに少し焦がして焼いて、甘くなった口の中をその尾っぽのとこでさっぱりさせるものでね。だから昔の人は、尾っぽまで餡を入れると、ドジな焼き方をしやがってと言ったもんだ」
(吉川潮『江戸前の男 春風亭柳朝一代記』<新潮文庫>より)
 尾っぽの端まで餡が入っていると誉めた、アンツルこと安藤鶴夫を皮肉った言葉らしいが、なるほどな、と感心させられた。 
 確かに、餡のない尾っぽなら、口直しにはなるはずだから。
(ただ、狂甘糖員としては、尾っぽの端まで餡だらけの鯛焼きのほうが嬉しいことは嬉しいのだけれど。だって、口直しには渋いお茶でも飲めばすむことだもの)
 それにしても、これは単に鯛焼きに限らず、小説だってお芝居だっておんなじことじゃないのか、とも思ってしまう。
 口直し一つない、てんこ盛りに盛られた笑いや涙では、接する側も消化不良を起こしてしまうだろう。
 少なくとも、何らかの箸休め程度は置きたいものだ。
 内容の如何に関わらず、口直しがしっかり効いた、後味のすきっとするような作品を、一つでもいいから創り出してみたい。

 話がどうも鯛焼きからはずれてしまったな。

 さて、今日買って帰った鯛焼きは尾っぽの端まで餡が入っているのか、入っていないのか?
 早く、確かめてみなくっちゃ。
 
posted by figarok492na at 01:27| Comment(7) | TrackBack(0) | 甘いもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
で、あんこは入っていましたか?
Posted by sizuku at 2005年01月20日 07:16
…接する側も消化不良・・・なるほど。

「あなたのこと好きです好きです好きです好きです…」って「尾っぽの先」まで「好き好き」攻撃をしてしまうのではなく、何らかの箸休めが必要ということなんだぁと、読み替えてひとり納得しております。

   今日は「富豪刑事」ですが、ウラの映画とで壮絶なチャンネル争いが起こりそうです。

ところでジャスコの鯛焼き、あんこは尻尾までありまして?
Posted by choro at 2005年01月20日 07:16
>sizukuさんへ
 いつも、ありがとうございます。
 結果は、このコメント分の尾っぽをご覧下さい!

>choroさんへ
 いつも、ありがとうございます。
 >「あなたのことが…
 どうなのでしょう?
 個人的には、積極的な人も嫌いではないですが。
 ただ、やはりそれ一本だと辛いかなあ、とも思ってしまいます。

 >今日は「富豪刑事」ですが…
 テレビ大阪の『デビル』でしょうか?
 テレビの調子がよければ、『富豪刑事』を観たいと思っています。

>sizukuさんへ
>choroさんへ
 鯛焼き、5匹のうち、夜中に2匹、お昼に1匹食べたのですが…。
 2匹は、尾っぽの先まで餡入り。
 1匹は、尾っぽの先には餡なし。
 という結果でした。
 どうやら、当たり外れがあるようです(笑)
Posted by figaro at 2005年01月20日 16:29
タイヤキの餡にたとえた、創作話には結構うなりましたヨ★
服にしても、全部ゴテゴテだったらくどいですよね〜。
どんなものでもバランスが大事ですね。
てゆうか、タイヤキの餡は入っていれば居るほど、イイ派だったんで、そんな考え方もあるんだなー!と思いました。
やぁ、いっちょイイもん書いたってくださいよ!
矢張り純文学なカンジですか?
Posted by とうまあやこ at 2005年01月20日 22:42
 いつも、ありがとうございます。
 お誉めいただき、光栄です。
 >どんなものでも…
 確かに、そうですね。
 バランス、大事だとは思うのですが。
 でも、難しいですねえ。

 僕も、尾っぽまで餡が入ってて欲しい派なんですよ(笑)

 >いっちょイイもん…
 頑張ります!
 とうまさんも、イイもん書いたって下さい!!

 純文学とは言えませんね。
 いわゆる、エンタメ系統に入るような気がします。
Posted by figaro at 2005年01月21日 01:48
こんにちは

鯛焼き運とタコ焼き運はいいです
シッポまであんこのつまっていない鯛焼き
タコの入ってないタコ焼きには
当たりません
・・・人生いいことがないとね(^_^;)
Posted by 管理人S at 2005年01月21日 18:29
 いつも、ありがとうございます。
 >鯛焼き運とタコ焼き運は…
 うらやましいですね。
 シッポまで餡の入っていない鯛焼きにあたったばかりです…。
 タコ焼きのほうは、大丈夫ですが(笑)

 ほんと、少しぐらいいいことがないと…。
Posted by figaro at 2005年01月21日 21:25
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック