2005年01月06日

本日は曇天なり(CLACLA日記)

 今日は、小雨がぱらついたりもするどんよりとしたお天気。
 何だか、気分も優れず。

 仕事や創作、ほとんどやる気起こらず。
 やらねばやらねば、と気負えば気負うほど、ますますやる気が失せてしまう。
 仕方がない。
 どうせぶらりひょうたんの身、ここは一時怠惰を決め込むことにしよう。

 NHK・FMで、トリオ・ジャン・パウルのコンサートのライヴ録音を聴いている。
 まずは、ハイドンのピアノ3重奏曲を聴いたが、ピリオド奏法の影響も感じられる、清新でメリハリのきいた演奏。
 アンサンブルとしても緊密で、ゆとりが感じられる。
 だから、音楽的には非常に満足できたのだけれど、残念ながらFMの調子がやけに悪く、びりびりばりばりと雑音が激しい。
(なぜ調子が悪いのか? その理由はあまりにもはっきりとしているのだが、いつもいつも個人攻撃を繰り返しても仕方がないので、ここでは割愛する)
 現在、ベートーヴェンのピアノ3重奏曲第6番が放送されている。
 これまた、魅力的な演奏なのだが、いかんせんFMの調子が…。
(トリオ・ジャン・パウルのCDは、確かアルス・ムジチ・レーベルから発売されていたはずだ。曲は、ベートーヴェンのトリオだったと思う)

 ゲシュタルト崩壊…。
(NHK・FMも途中下車する)

 『チェーホフ全集 15』を読み進める。

 『神々の午睡』上下巻とも読了する。
 全体的には、巽孝之の解説が精緻な分析を行っているので、そちらをご参照いただくことにして、個人的には第五部の「戦争と合間」が特に印象に残る。
 『戦争と平和』や『アラビアのロレンス』などのパスティーシュを軽々と行いながら、かろみをおびた口調で事の本質につつっと触れる、清水義範という作家の本領が十二分に発揮されているのではないだろうか。
 特に、「第六の戦争」末尾の、
「えっ。人が何人死んでるのかわからんか。死ぬ時、どんなにこわいのかが書いてないってのか。バカモーン。教科書ってものはこれでいいんだ。全部暗記しろ。テストに出すぞ」
という一文は、『国語入試問題必勝法』の作者ならではの痛切な言葉のように、僕には思えてならなかった。

 山田風太郎の『明治バベルの塔』<文春文庫>を読み始める。

 じめじめとじめ寒い一日だった。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけ下さい。
posted by figarok492na at 20:57| Comment(2) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山田風太郎の「明治バベルの塔」。初めて知りました。
おもしろそうですね、ちょっと探してみます。
Posted by risagasuokiku at 2005年01月06日 21:11
 いつも、ありがとうございます。
 ぜひ、探してみて下さい。
(ブックオフなどで)
Posted by figaro at 2005年01月07日 01:39
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