2004年12月20日

求む三人姉妹!

 この前の『どっちにしたって』の続きになるけれど、京都の演劇界で、『三人姉妹』を演じてみようという人間はいないものか?
 新劇調に構える必要はないし、かといって過激な演出を求めている訳でもない。
 三浦基さん演出の『三人姉妹』を観て、私もやりたくなった、程度でいいのだけれど。
 例えば、三人姉妹には、豊島由香さん、安井きよ子さん、内海祐子さん(山本麻貴さんや、筒井加寿子さんでもいい)。
 弟(兄)の嫁には、岡本司さん<大熊ねこさん>(田之室かおりさんでもいい)。
 チェブトゥイキンには、もちろん僕、ではなく、二口大学さん。
 あと、男性陣には、中田達幸さんや岡村宏懇さん、岡嶋秀昭さんや板橋薔薇之介さん(内田和成君や竹原孝昭君が入ってもいい)。
 もちろん、これは一例にすぎないけど、京都の役者陣で『三人姉妹』を観てみたいものだ。

 誰か、企画してみようという奇特な方はいませんか?
 
posted by figarok492na at 02:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 役者を夢みて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの、云い忘れましたが、
三浦さんの「三人姉妹」では俳優は、
ターンテーブル・シンセサイザー・リズムボックスの
いずれかであり、いずれもです。

ただ戯曲がレディメイドなものであるために、文脈や構造から、
関係などが「わかる」ようになっています。

ほんとは、巻上公一さんが、朝日新聞のコラム「オフステージ」でリチャード・フォアマンの演劇について書いた「この演劇はオブジェの構成と詩的言語で思考を促し、簡単に思い出せないように複雑に仕上がっている」という一文が三浦さんの演劇にも使えれば、と切に思います。
Posted by breakaleg at 2004年12月20日 21:22
すみません、二重投稿してしまいました。削除願います。
Posted by breakaleg at 2004年12月20日 21:40
 いつも、ありがとうございます。
 なるほど、そういうことだったんですね。
(「観て、『三人姉妹』をやりたくなった」、という言い方は適切でないかもしれませんね。公演の面白さは、別にして)

 巻上さんの文章については、留意しておきたいと思います。
(また、三浦さんの演出作品についても、できるだけ接していければと思っています)

 削除させていただきました。
Posted by figaro at 2004年12月21日 01:51
お手をお煩わせして申しわけありません。
どうもありがとうございました。

チャペックの「映画対演劇」にあるように、
演劇は、生きた話し言葉と生身の生きた人間としての俳優のあるかぎり、
そして熱意をもって行なわれる限り、決して失われることはないでしょう。
たとえ、虚栄心や流行に呑み込まれ、また、人々から見捨てられることはあっても。
Posted by breakaleg at 2004年12月22日 01:36
 いつも、ありがとうございます。
 確かに、チャペックは語っていますね。
 演劇にたずさわる者には心強い言葉であるとともに、深く刻み付けておくべき言葉だと思います。

 *「映画対演劇」については、カレル・チャペック『コラムの闘争』<社会思想社>等をご参照下さい。
Posted by figaro at 2004年12月22日 01:53
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