昨日購入した中古CDを聴く。
税込み、662円(って、どんどん内税方式に慣らされていってるな)。
エサ・ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団による、ストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』と、同じくバレエ音楽『オルフェウス』の入った1枚<ソニークラシカル・レーベル>。
『ペトルーシュカ』は、いわゆるロシアの土俗的ないかがわしさなど伺えない、非常にスマートな演奏で、この曲に「濃さ」を求める方には物足りないかもしれないが、クリアな録音なので、音そのものとしてこの曲を楽しみたい方にはお薦めできると思う。
演奏スタイルが演奏スタイルなだけに、作品とサロネンの解釈とがよく合っているのは、『オルフェウス』のほうだと言えるだろう。
新古典派特有の「構成まずありき」的な音楽を、サロネンは、適確かつ明解にまとめ上げている。
フィルハ−モニア管弦楽団も、技術的に全く問題がない。
中古で1000円程度なら購入可か?
(サロネンのストラヴィンスキー・シリーズでは、ロンドン・シンフォニエッタ他による、バレエ音楽『プルチネッラ』が一番お薦め。というか、僕はこの曲が好きで好きでたまらないのだ。たぶん、クラシック音楽に精通している方ならば、僕の「趣味」のありようがはっきりとわかるのでは? 何しろ、『プルチネッラ』にショスタコーヴィチの交響曲第6番なのだから)
2004年12月12日
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今日は夜勤明けで、久しぶりにリアルの店舗にCD見繕いに行こうと考えてます。
クラシックはほとんど買うことはないのですが・・・。
この時期だと<第九>がBGMですかねぇ??
その他あれこれ考えてるので、おそらく散財する予定。
おつかれさまでした。
いいCDが手に入ればいいですね!